地無し尺八製作(その89)
地無し尺八製作(その1)(2026.1.6)2尺5寸管の歌口仕上げ他作業
地無し尺八製作(その2)(2026.1.6)2尺5寸管の歌口仕上げ他作業
地無し尺八製作(その3)(2026.1.6)2尺5寸管の歌口仕上げ他作業
地無し尺八製作(その4)(2026.1.6)2尺5寸管の歌口仕上げ他作業
地無し尺八製作(その5)(2026.1.6)2尺5寸管の歌口仕上げ他作業
地無し尺八製作(その1)(2026.1.5)31本の油抜き作業
1月2日、3日、4日と雪降りの鳥取県、島根県の温泉に妻と車で出かけました。高速道も通行止めの前に通過することが出来ました。今日から、尺八製作の仕事初めです。先ずは31本の青竹の油抜き作業、午前10時に樫炭に着火して、しばらくしてから備長炭を入れ、火が着くのを待ってから、油抜きを開始しました。今回の備長炭、質が良くなく、着火の時に、粉じん爆発を繰り返すので、近所では、爆竹を鳴らしていると、思ったかも知れません。その合間に裏山では人家に高梁市の天然記念物の猿が出たようで、市の職員が爆竹を鳴らす音が、山に響いていました。31本の油抜きが完了したのは、日没の午後5時30分でした。岡本竹外先生に入門してから、地無し尺八の製作を始めて、46年が過ぎました。入門して7年目に吹き込んだ本曲のテープがありますが、琴古流式の歌口を吹く奏法であることがわかりました。逆複式丹田呼吸法がやっと出来たのは、入門して20年してから、やっと師匠の指導が完成したと思ったら、岡本先生が亡くなりました。若い時に製作した地無し尺八は、歌口を吹いて鳴らす姿でした。岡本竹外先生が50年間愛用された琴古流・大久保甲童作の2尺3寸管、先生が亡くなった後、明暗蒼龍会二代目会長の高橋峰外氏が20年間使用されました。高橋峰外氏が亡くなり、私が引き継ぎましたが、管尻内部も加工され、歌口を吹いて鳴らす尺八で、息受けも無く、なんとか使用したいと、桜井無笛作の地無し管を参考に、修正をして、やっと息受けの良い地無し管になりました。現在、製作しました地無し管は500本ばかりありますが、丹田で鳴らして、息受けが満点の地無し尺八は数本だけです。材質が良く、重たい竹材であっても、息受けが良くないと、歌口を吹く尺八になってしまいます。そんな夢のような地無し尺八を製作するために、今年もまた、竹堀に出かける予定です。




































































