地無し尺八の製作(その19)
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地無し尺八製作(その1)(2022.1.14)2尺管の割れ修理作業

昨日、2本の2尺管の歌口を入れましたが、そのうちの1本は、歌口部分に割れが生じました。そのため、今日は割れ補修をしました。作業が終わったところに、市内の竹友が突然の訪問、作業はこれで終わりにしました。
手前の2尺管の割れ補修(クリックで画像を拡大)
ノコで溝の切り込み(クリックで画像を拡大)
ノコで溝の切り込み(クリックで画像を拡大)
小刀で溝を彫る(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その2)(2022.1.14)2尺管の割れ修理作業

溝彫が完了(クリックで画像を拡大)
テグスを用意した(クリックで画像を拡大)
テグスを巻く(クリックで画像を拡大)
テグス巻が完了(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その3)(2022.1.14)2尺管の割れ修理作業

溝をパテで埋めた(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その1)(2022.1.13)2尺管、2本の歌口入れ作業他

今日は朝から雪降りで寒い日でした。昨日、製作を始めました2尺管2本に歌口を入れる作業をしました。また、先日、漆塗り作業をしました3本、室箱をヒーターで暖房、加湿もしたので漆が乾燥しました。
歌口に入れる水牛の角を準備(クリックで画像を拡大)
ヤスリで水牛の角を削る(クリックで画像を拡大)
歌口の位置の墨だし(クリックで画像を拡大)
歌口の墨だし(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その2)(2022.1.13)2尺管、2本の歌口入れ作業他

ノコで歌口部の切り込み(クリックで画像を拡大)
ノコで歌口部の切り込み(クリックで画像を拡大)
小刀で歌口部の切り込み(クリックで画像を拡大)
水牛の角を入れた(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その3)(2022.1.13)2尺管、2本の歌口入れ作業他

水牛の角を入れた(クリックで画像を拡大)
ヤスリで水牛の角を削る(クリックで画像を拡大)
ヤスリで水牛の角を削る(クリックで画像を拡大)
歌口の位置の墨だし(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その4)(2022.1.13)2尺管、2本の歌口入れ作業他

歌口の墨だし(クリックで画像を拡大)
ノコで歌口部の切り込み(クリックで画像を拡大)
ノコで歌口部の切り込み(クリックで画像を拡大)
小刀で歌口部の切り込み(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その5)(2022.1.13)2尺管、2本の歌口入れ作業他

水牛の角を入れた(クリックで画像を拡大)
水牛の角を入れた(クリックで画像を拡大)
余分な角をノコで切断(クリックで画像を拡大)
切断した後(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その6)(2022.1.13)2尺管、2本の歌口入れ作業他

ヤスリで歌口部を削る(クリックで画像を拡大)
歌口内部を内丸ヤスリで削る(クリックで画像を拡大)
歌口ヤスリで形状を整える(クリックで画像を拡大)
クリ小刀で歌口内部の形状を調整(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その7)(2022.1.13)2尺管、2本の歌口入れ作業他

歌口部を木賊で研磨(クリックで画像を拡大)
歌口が仕上がる(クリックで画像を拡大)
歌口が仕上がる(クリックで画像を拡大)
息受けの確認をする(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その8)(2022.1.13)2尺管、2本の歌口入れ作業他

余分な角をノコで切断(クリックで画像を拡大)
ヤスリで歌口部を削る(クリックで画像を拡大)
歌口内部を内丸ヤスリで削る(クリックで画像を拡大)
歌口ヤスリで形状を整える(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その9)(2022.1.13)2尺管、2本の歌口入れ作業他

クリ小刀で歌口内部の形状を調整(クリックで画像を拡大)
歌口部を木賊で研磨(クリックで画像を拡大)
歌口が仕上がる(クリックで画像を拡大)
歌口が仕上がる(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その10)(2022.1.13)2尺管、2本の歌口入れ作業他

息受けの確認をする(クリックで画像を拡大)
2本の歌口が仕上がる(クリックで画像を拡大)
漆が乾燥した3本(クリックで画像を拡大)
養生テープを取り除く(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その11)(2022.1.13)2尺管、2本の歌口入れ作業他

養生テープを取り除く(クリックで画像を拡大)
養生テープを取り除く(クリックで画像を拡大)
門田笛空作の巨管と同じ竹材ができた(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その1)(2022.1.12)新規に2尺管、2本の製作作業

今朝は目が覚めたら雪降りでかなりの冷え込みでした。昨年、入門された方から、マンションで尺八は吹けないので、近くの公園で稽古をするのに、重い2尺3寸管では厳しいので、2尺管がほしいとの連絡が入りました。幸いに、私は尺八が商売ではないので、新しく買わなくても、私がこれから2尺管を製作して、送付するからと返信しました。竹材も2尺管用のものが2本見つかり、早速、製作作業に入りました。津軽錦風流・折登如月の寸法に合わせての製作です。完成して息受けの良い方を送る予定です。
2尺管用の竹材を準備(クリックで画像を拡大)
余分な部分を切断(クリックで画像を拡大)
余分な部分を切断(クリックで画像を拡大)
余分な根を切断(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その2)(2022.1.12)新規に2尺管、2本の製作作業

余分な根を切断(クリックで画像を拡大)
ため直し・カセットコンロで加熱(クリックで画像を拡大)
ジャッキで曲げる(クリックで画像を拡大)
ジャッキで曲げる(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その3)(2022.1.12)新規に2尺管、2本の製作作業

ジャッキで曲げる(クリックで画像を拡大)
ため直し・カセットコンロで加熱(クリックで画像を拡大)
ジャッキで曲げる(クリックで画像を拡大)
ジャッキで曲げる(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その4)(2022.1.12)新規に2尺管、2本の製作作業

ジャッキで曲げる(クリックで画像を拡大)
2本のため直しが完了(クリックで画像を拡大)
管尻に1円玉で墨だし(クリックで画像を拡大)
手穴の中心を墨だし(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その5)(2022.1.12)新規に2尺管、2本の製作作業

余分な根をヤスリで削る(クリックで画像を拡大)
余分な根をヤスリで削る(クリックで画像を拡大)
手穴の中心を墨だし(クリックで画像を拡大)
管尻に1円玉で墨だし(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その6)(2022.1.12)新規に2尺管、2本の製作作業

キリで下孔を開ける(クリックで画像を拡大)
キリで下孔を開ける(クリックで画像を拡大)
キリで下孔を開ける(クリックで画像を拡大)
キリで下孔を開ける(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その7)(2022.1.12)新規に2尺管、2本の製作作業

節抜き作業(クリックで画像を拡大)
節抜き作業(クリックで画像を拡大)
節抜き作業(クリックで画像を拡大)
節抜き作業(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その8)(2022.1.12)新規に2尺管、2本の製作作業

クリ小刀で歌口側の節を削る(クリックで画像を拡大)
クリ小刀で管尻側の節を削る(クリックで画像を拡大)
ガリ棒を用意(クリックで画像を拡大)
ガリ棒で中の節を削る(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その9)(2022.1.12)新規に2尺管、2本の製作作業

ガリ棒で中の節を削る(クリックで画像を拡大)
クリ小刀で歌口側の節を削る(クリックで画像を拡大)
クリ小刀で管尻側の節を削る(クリックで画像を拡大)
ガリ棒で中の節を削る(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その10)(2022.1.12)新規に2尺管、2本の製作作業

ガリ棒で中の節を削る(クリックで画像を拡大)
キャリパで内径を測定(クリックで画像を拡大)
キャリパで内径を測定(クリックで画像を拡大)
歌口の位置を墨だし(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その11)(2022.1.12)新規に2尺管、2本の製作作業

歌口部をノコで切り込む(クリックで画像を拡大)
ヤスリで歌口部を削る(クリックで画像を拡大)
ヤスリで歌口部を削る(クリックで画像を拡大)
歌口ヤスリで歌口部分を削る(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その12)(2022.1.12)新規に2尺管、2本の製作作業

歌口の位置を墨だし(クリックで画像を拡大)
歌口部をノコで切り込む(クリックで画像を拡大)
ヤスリで歌口部を削る(クリックで画像を拡大)
ヤスリで歌口部を削る(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その13)(2022.1.12)新規に2尺管、2本の製作作業

歌口ヤスリで歌口部分を削る(クリックで画像を拡大)
手穴の位置の墨だし(クリックで画像を拡大)
キリで手穴の下孔を開ける(クリックで画像を拡大)
キリで手穴の下孔を開ける(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その14)(2022.1.12)新規に2尺管、2本の製作作業

手穴の位置の墨だし(クリックで画像を拡大)
キリで手穴の下孔を開ける(クリックで画像を拡大)
キリで手穴の下孔を開ける(クリックで画像を拡大)
ボール盤で手穴を開ける(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その15)(2022.1.12)新規に2尺管、2本の製作作業

ボール盤で手穴を開ける(クリックで画像を拡大)
ボール盤で手穴を開ける(クリックで画像を拡大)
ボール盤で手穴を開ける(クリックで画像を拡大)
2本の手穴開けが完了(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その16)(2022.1.12)新規に2尺管、2本の製作作業

ひとまず作業が終わったので、これまで製作しました2尺6寸管と2尺7寸管に割れが生じないように、椿油を塗りながら、門田笛空作の2尺6寸管と息受けの違いを確認しました。まだまだ、足元には及びませんが少しずつ、良くなってきました。
門田笛空作の2尺6寸管(クリックで画像を拡大)
私の製作した2尺6寸管(クリックで画像を拡大)
私の製作した2尺7寸管(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その1)(2022.1.11)漆塗り作業

今日は、昨日割れ補修をしました巨管材料の2尺6寸と、5本の尺八の内部漆塗り作業を予定していましたが、途中で用事が出来て作業が中断したので、割れ補修の5箇所と2本の尺八の内部に漆塗り作業で終わりました。夕方から強風と雨で気温が低下、漆塗りした尺八は室箱にいれ、電気ヒーターで内部の温度を20度に設定しました。
割れ補修が完了した竹材(クリックで画像を拡大)
割れ補修が完了した竹材(クリックで画像を拡大)
漆塗用に養生テープを巻く(クリックで画像を拡大)
漆塗用に養生テープを巻く(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その2)(2022.1.11)漆塗り作業

漆塗用に養生テープを巻く(クリックで画像を拡大)
漆塗用に養生テープを巻く(クリックで画像を拡大)
養生テープ巻が完了(クリックで画像を拡大)
漆を塗る5本の尺八(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その3)(2022.1.11)漆塗り作業

艶朱合漆を古紙の上に出す(クリックで画像を拡大)
古紙でゴミを除去(クリックで画像を拡大)
漆塗りの準備(クリックで画像を拡大)
割れ補修箇所に漆塗り(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その4)(2022.1.11)漆塗り作業

割れ補修箇所に漆塗り(クリックで画像を拡大)
割れ補修箇所の漆塗りが完了(クリックで画像を拡大)
2尺管の内部漆塗り(クリックで画像を拡大)
2尺管の内部漆塗り(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その5)(2022.1.11)漆塗り作業

2尺管の内部漆塗り(クリックで画像を拡大)
2尺管の内部漆塗り(クリックで画像を拡大)
2尺管の内部漆塗り(クリックで画像を拡大)
2尺管の内部漆塗り(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その6)(2022.1.11)漆塗り作業

2尺管の内部漆塗り(クリックで画像を拡大)
2尺管の内部漆塗り(クリックで画像を拡大)
2尺3寸管の内部漆塗り(クリックで画像を拡大)
2尺3寸管の内部漆塗り(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その7)(2022.1.11)漆塗り作業

2尺3寸管の内部漆塗り(クリックで画像を拡大)
2尺3寸管の内部漆塗り(クリックで画像を拡大)
2尺3寸管の内部漆塗り(クリックで画像を拡大)
2尺3寸管の内部漆塗り(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その8)(2022.1.11)漆塗り作業

2尺3寸管の内部漆塗り(クリックで画像を拡大)
2尺3寸管の内部漆塗り(クリックで画像を拡大)
室箱で乾燥させる(クリックで画像を拡大)
内部はヒータで加温、加湿も(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その1)(2022.1.10)天日干しの竹材と、巨管用の竹材の割れ修理

今日は、天日干しの竹材の移動と、2尺6寸用の太い竹材に割れが生じたので割れ修理をしました。
天日干しの竹材(クリックで画像を拡大)
天日干しの竹材(クリックで画像を拡大)
胡弓の弓の柄にする布袋竹(クリックで画像を拡大)
こちらが極上の竹材(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その2)(2022.1.10)天日干しの竹材と、巨管用の竹材の割れ修理

手前の2尺管が小さく見える(クリックで画像を拡大)
手前が割れ修理する竹材(クリックで画像を拡大)
門田笛空作と比較(クリックで画像を拡大)
門田笛空作と比較(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その3)(2022.1.10)天日干しの竹材と、巨管用の竹材の割れ修理

門田笛空作の巨管の2尺6寸、歌口部は直径が52mmで、管尻部の直径が80mmとすばらしい形をしています。肉厚は10mm、このような竹を探しても、なかなか見つかりません。今回の竹材は平竹で、口径は大きのですが、肉厚で負けてしまいます。この竹材、上部から割れが生じたので、割れ止め補修をしました。
門田笛空作と比較(クリックで画像を拡大)
門田笛空作と比較(クリックで画像を拡大)
割れ止め箇所にテープを巻く(クリックで画像を拡大)
ノコで溝の切り込みを入れる(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その4)(2022.1.10)天日干しの竹材と、巨管用の竹材の割れ修理

ノコで溝の切り込みを入れる(クリックで画像を拡大)
ノコで溝の切り込みを入れる(クリックで画像を拡大)
ノコで溝の切り込みを入れる(クリックで画像を拡大)
ノコで溝の切り込みを入れる(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その5)(2022.1.10)天日干しの竹材と、巨管用の竹材の割れ修理

ノコで溝の切り込みを入れる(クリックで画像を拡大)
ノコで溝の切り込みを入れる(クリックで画像を拡大)
小刀で溝を彫る(クリックで画像を拡大)
小刀で溝を彫る(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その6)(2022.1.10)天日干しの竹材と、巨管用の竹材の割れ修理

小刀で溝を彫る(クリックで画像を拡大)
小刀で溝を彫る(クリックで画像を拡大)
溝彫が完了(クリックで画像を拡大)
溝彫が完了(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その7)(2022.1.10)天日干しの竹材と、巨管用の竹材の割れ修理

テグスの14号を巻く(クリックで画像を拡大)
テグスの14号を巻く(クリックで画像を拡大)
テグスの14号を巻く(クリックで画像を拡大)
テグスの14号を巻く(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その8)(2022.1.10)天日干しの竹材と、巨管用の竹材の割れ修理

テグスの14号を巻く(クリックで画像を拡大)
割れ止めのテグス巻が完了(クリックで画像を拡大)
門田笛空作と並べる(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その1)(2022.1.9)竹の根の始末と油抜き作業

今日の午前中は、昨日掘った11本の竹の根回りの始末をし午後からは備長炭を使用して油抜き作業をしました。前回使用しました備長炭は、端材のような粗末なもので、着火時に粉塵爆発をするので、高級な備長炭を注文しましたが、不在で今日の夕方配達されるので、仕方なく、粗末な備長炭を使用しました。爆竹のように、入れるたびに爆発するので、保護メガネを着用しての作業になりました。午後4時過ぎに作業が終了したら、玄関に備長炭が届きました。
11本の竹の根の始末(クリックで画像を拡大)
根の始末(クリックで画像を拡大)
根の始末(クリックで画像を拡大)
根の始末(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その2)(2022.1.9)竹の根の始末と油抜き作業

根の始末(クリックで画像を拡大)
根の始末(クリックで画像を拡大)
根の始末(クリックで画像を拡大)
根の始末(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その3)(2022.1.9)竹の根の始末と油抜き作業

根の始末(クリックで画像を拡大)
根の始末(クリックで画像を拡大)
根の始末(クリックで画像を拡大)
11本の根の始末が完了(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その4)(2022.1.9)竹の根の始末と油抜き作業

七輪に樫炭を入れて着火(クリックで画像を拡大)
備長炭を入れる(クリックで画像を拡大)
油抜き作業(クリックで画像を拡大)
油抜き作業(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その5)(2022.1.9)竹の根の始末と油抜き作業

油抜き作業(クリックで画像を拡大)
油抜き作業(クリックで画像を拡大)
油抜き作業(クリックで画像を拡大)
油抜き作業(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その6)(2022.1.9)竹の根の始末と油抜き作業

油抜き作業(クリックで画像を拡大)
油抜き作業(クリックで画像を拡大)
油抜き作業(クリックで画像を拡大)
油抜き作業(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その7)(2022.1.9)竹の根の始末と油抜き作業

油抜き作業(クリックで画像を拡大)
油抜き作業(クリックで画像を拡大)
11本の油抜きが完了(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その1)(2022.1.8)竹堀

今日は今年2回目の竹堀に出かけました。広島県まで片道50キロです。今日の場所は急斜面のガレ場、落石を避けながら、体の確保も大変でした。巨大な岩石があるそばに生えた真竹でした。
急斜面に生えた真竹(クリックで画像を拡大)
竹の根元は岩石(クリックで画像を拡大)
竹の根元は岩石(クリックで画像を拡大)
竹の根元は岩石(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その2)(2022.1.8)竹堀

竹の根元は岩石(クリックで画像を拡大)
安全のためにヘルメット着用(クリックで画像を拡大)
竹の根元は岩石(クリックで画像を拡大)
竹の根元は岩石(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その3)(2022.1.8)竹堀

竹の根元は岩石(クリックで画像を拡大)
竹の根元は岩石(クリックで画像を拡大)
竹の根元は岩石(クリックで画像を拡大)
竹の根元は岩石(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その4)(2022.1.8)竹堀

全部で12本掘りましたが、疲れて1本は何處に置いたのか思い出せずあきらめました。
岩石にはハツリハンマーが有効です(クリックで画像を拡大)
11本を持ち帰りました(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その1)(2022.1.7)新しく3本の尺八製作作業

前回、新しく3本の尺八製作を始めましたが、2尺6寸、2尺3寸の2本は、ため直しで竹材が柔らかいために、つぶれてしまったので、これまでの2尺2寸管と新規に2尺管、2尺3寸管の3本の製作作業をしました。外見は肉厚でも、ため直しでつぶれるような材質では、完成しても地無し管らしい音味は期待できません。今度の2尺管と2尺3寸管の材質は堅くて重いので、少しは期待がもてそうです。
3本の尺八製作(クリックで画像を拡大)
2尺3寸管から(クリックで画像を拡大)
管尻に1円玉で墨だし(クリックで画像を拡大)
キリで下孔を開ける(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その2)(2022.1.7)新しく3本の尺八製作作業

キリで下孔を開ける(クリックで画像を拡大)
管尻側から穴開け(クリックで画像を拡大)
管尻側から穴開け(クリックで画像を拡大)
歌口側から穴開け(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その3)(2022.1.7)新しく3本の尺八製作作業

クリ小刀で管尻側を広げる(クリックで画像を拡大)
クリ小刀で歌口側を広げる(クリックで画像を拡大)
ガリ棒を用意する(クリックで画像を拡大)
ガリ棒で中の節を削る(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その4)(2022.1.7)新しく3本の尺八製作作業

ガリ棒で中の節を削る(クリックで画像を拡大)
キャリパで内径を測定(クリックで画像を拡大)
手穴中心線を墨だし(クリックで画像を拡大)
手穴位置を決める(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その5)(2022.1.7)新しく3本の尺八製作作業

キリで手穴の下孔を開ける(クリックで画像を拡大)
キリで手穴の下孔を開ける(クリックで画像を拡大)
次は2尺2寸管の作業に(クリックで画像を拡大)
管尻に1円玉で墨だし(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その6)(2022.1.7)新しく3本の尺八製作作業

キリで下孔を開ける(クリックで画像を拡大)
キリで下孔を開ける(クリックで画像を拡大)
管尻側から穴開け(クリックで画像を拡大)
管尻側から穴開け(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その7)(2022.1.7)新しく3本の尺八製作作業

歌口側から穴開け(クリックで画像を拡大)
クリ小刀で管尻側を広げる(クリックで画像を拡大)
クリ小刀で歌口側を広げる(クリックで画像を拡大)
ガリ棒で中の節を削る(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その8)(2022.1.7)新しく3本の尺八製作作業

ガリ棒で中の節を削る(クリックで画像を拡大)
キャリパで内径を測定(クリックで画像を拡大)
手穴中心線を墨だし(クリックで画像を拡大)
手穴位置を決める(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その9)(2022.1.7)新しく3本の尺八製作作業

キリで手穴の下孔を開ける(クリックで画像を拡大)
キリで手穴の下孔を開ける(クリックで画像を拡大)
次は2尺管の作業に入る(クリックで画像を拡大)
管尻に1円玉で墨だし(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その10)(2022.1.7)新しく3本の尺八製作作業

キリで下孔を開ける(クリックで画像を拡大)
キリで下孔を開ける(クリックで画像を拡大)
管尻側から穴開け(クリックで画像を拡大)
管尻側から穴開け(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その11)(2022.1.7)新しく3本の尺八製作作業

歌口側から穴開け(クリックで画像を拡大)
クリ小刀で管尻側を広げる(クリックで画像を拡大)
クリ小刀で歌口側を広げる(クリックで画像を拡大)
ガリ棒で中の節を削る(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その12)(2022.1.7)新しく3本の尺八製作作業

ガリ棒で中の節を削る(クリックで画像を拡大)
キャリパで内径を測定(クリックで画像を拡大)
手穴の中心線を墨だし(クリックで画像を拡大)
手穴位置を決める(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その13)(2022.1.7)新しく3本の尺八製作作業

キリで手穴の下孔を開ける(クリックで画像を拡大)
キリで手穴の下孔を開ける(クリックで画像を拡大)
3本の下作り(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その1)(2022.1.6)竹の根の始末と油抜き作業

今日は、昨日掘りました竹の根の始末の後、備長炭を使用して油抜き作業をしました。最近購入しました備長炭、質が悪くて、端材のような炭、着火の時に粉塵爆発をするので、危険なので保護メガネを着用して油抜きをしましたが、爆竹のような音が近所に響き渡りました。高梁市の天然記念物のサルが麓におりて畑を荒らすので、市の監視者が、毎日のように爆竹を鳴らしますが、今日は、我が家から大きな音が何度も響きました。作業の後、今度は価格の高い備長炭を注文しました。5本の竹は油抜きの後、ベランダで天日干しにしました。これで、昨年10月からの竹材は68本になりました。
5本の竹の根の始末(クリックで画像を拡大)
竹の根の始末をする(クリックで画像を拡大)
竹の根の始末をする(クリックで画像を拡大)
竹の根の始末をする(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その2)(2022.1.6)竹の根の始末と油抜き作業

竹の根の始末をする(クリックで画像を拡大)
竹の根の始末をする(クリックで画像を拡大)
竹の根の始末をする(クリックで画像を拡大)
竹の根の始末をする(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その3)(2022.1.6)竹の根の始末と油抜き作業

竹の根の始末をする(クリックで画像を拡大)
竹の根の始末をする(クリックで画像を拡大)
竹の根の始末をする(クリックで画像を拡大)
竹の根の始末をする(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その4)(2022.1.6)竹の根の始末と油抜き作業

竹の根の始末をする(クリックで画像を拡大)
竹の根の始末をする(クリックで画像を拡大)
根の始末が完了(クリックで画像を拡大)
七輪の樫炭に着火(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その5)(2022.1.6)竹の根の始末と油抜き作業

七輪の樫炭に備長炭を入れる(クリックで画像を拡大)
油抜き作業(クリックで画像を拡大)
油抜き作業(クリックで画像を拡大)
油抜き作業(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その6)(2022.1.6)竹の根の始末と油抜き作業

油抜き作業(クリックで画像を拡大)
油抜き作業(クリックで画像を拡大)
油抜き作業(クリックで画像を拡大)
油抜き作業(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その7)(2022.1.6)竹の根の始末と油抜き作業

油抜き作業(クリックで画像を拡大)
油抜き作業(クリックで画像を拡大)
油抜き作業(クリックで画像を拡大)
油抜き作業(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その1)(2022.1.5)竹堀

今日は、今年最初の竹堀に出掛けました。門田笛空作の巨管に負けないような材質の竹を5本掘りました。6本目は頭を切りましたが、根回りは岩盤なので
はつりハンマーでたたきましたが、腕に力が入らなくなり、あきらめました。
イノシシの寝床の竹藪(クリックで画像を拡大)
イノシシの寝床の竹藪(クリックで画像を拡大)
頭を切ってから竹堀(クリックで画像を拡大)
頭を切ってから竹堀(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その2)(2022.1.5)竹堀

根元は岩石(クリックで画像を拡大)
掘るのをあきらめた竹(クリックで画像を拡大)
頭を切ってから竹堀(クリックで画像を拡大)
頭を切ってから竹堀(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その3)(2022.1.5)竹堀

頭を切ってから竹堀(クリックで画像を拡大)
根元は岩石(クリックで画像を拡大)
根元は岩石(クリックで画像を拡大)
持ち帰った5本の竹(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その1)(2022.1.4)新しい3本の尺八製作

今年の初仕事は新しく3本の尺八製作で始まりました。2尺6寸管、2尺3寸管、2尺2寸管の3本です。今朝、新しく求めた木工平ヤスリ、30cmのものが届きました。尺八の製作や胡弓の弓を削るには必需品です。3本の竹、かなり癖があるので、寸法切の後、タメ直し作業をしました。
新しく右側の平ヤスリが届いた(クリックで画像を拡大)
3本の竹材を用意(クリックで画像を拡大)
基準の寸法に切断(クリックで画像を拡大)
5節の理想的な2尺3寸(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その2)(2022.1.4)新しい3本の尺八製作

2尺6寸用竹材(クリックで画像を拡大)
門田笛空作に合わせる(クリックで画像を拡大)
2尺2寸用竹材(クリックで画像を拡大)
私の自慢の2尺2寸管に合わせる(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その3)(2022.1.4)新しい3本の尺八製作

3本の竹材の準備ができた(クリックで画像を拡大)
竹の曲りの癖をみる(クリックで画像を拡大)
カセットコンロで加熱(クリックで画像を拡大)
ジャッキでため直しをする(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その4)(2022.1.4)新しい3本の尺八製作

ジャッキでため直しをする(クリックで画像を拡大)
ジャッキでため直しをする(クリックで画像を拡大)
2尺2寸管の根回りの始末(クリックで画像を拡大)
2尺2寸管の根回りの始末(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その5)(2022.1.4)新しい3本の尺八製作

2尺2寸管の根回りの始末(クリックで画像を拡大)
2尺2寸管のため直し(クリックで画像を拡大)
2尺2寸管のため直し(クリックで画像を拡大)
2尺2寸管のため直し(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その6)(2022.1.4)新しい3本の尺八製作

2尺2寸管のため直し(クリックで画像を拡大)
2尺3寸管のため直し(クリックで画像を拡大)
2尺3寸管のため直し(クリックで画像を拡大)
2尺3寸管のため直し(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その7)(2022.1.4)新しい3本の尺八製作

2尺3寸管のため直し(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その1)(2022.1.2)地無し尺八を製作する上での参考にしている銘管

前回に続き、桜井無笛師の弟子、門田笛空師作の地無し尺八を紹介します。
「明暗古管尺八と桜井無笛先生の銘管」の記事の続きを掲載します。
「竹材」桜井先生は、銘管は資材のときから銘管の相をしているとよく言われた。音だけでなく、素材のときの姿・形からもよく見ていたといえる。外国航路の機関長をしておられ、国内各地の寄港地で、知人・友人も多く、いろいろな人達から尺八製作に向く竹材をおくられたり、竹藪を紹介してもらったりして、採集に出かけたりしていた。銘管の中には、谷狂竹師の最後を診られた、熊本県湯の前町仏跡、集光山五楽園の当主、椎葉亮雄氏(谷狂竹師の養子となり、徹泉と改名)から贈られた、岩のような竹材から、二尺五寸の豪管を作られている。また、友人の紹介で、奈良県柳生の里から更に奥に入った山里から採集した竹材から、二尺六寸の豪管を作られている。これらはかなりの難管と言われていたが、工夫をこらして銘管に仕上げている。竹材は丸くて真直ぐに伸びているものと思われているが、実際には玉子型、曲り、凹凸などがあって先差万別であり、理想的な形、寸法の竹材を見つけることは難しいことである。写真の1は、門田笛空作(2尺管・5節)籐巻で、重量が382グラム、歌口部の直径は42mm、内径は24mm。
写真の1(2尺管)(クリックで画像を拡大)
写真の1(2尺管)(クリックで画像を拡大)
写真の1(2尺管)(クリックで画像を拡大)
写真の1(2尺管)(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その2)(2022.1.2)地無し尺八を製作する上での参考にしている銘管

(続き)
竹材は一般的には、全体の形から七節が良いとされているが、桜井先生は、素材によっては八節、六節場合によっては五節等も巧みに利用して仕上げている。定寸よりも短い竹でも、管尻の裏に調節穴を設けることによって、五節を六節~七節として、形を整えた作品もある。竹材の太さについては、それぞれの長さによりおよその太さは限定されるが、画一的な太さということはない。材の太さにより定寸を限定されず、節を抜いた状態の筒音によって長さを加減している。手穴の割り付けは、明暗古来の十割としているが、材の太さによって加減し、太さにより手穴の直径も1.2糎と指先の入るような太さもあり、状況によりいろいろと工夫をしている。材によっては縦型に波を打って曲がっているもの、横にくねくねと湾曲しているもの等常識からいって材料として扱っていないものでも、自然状態の素材を生かして活用している。例えば、縦型・横型に曲がっている材は、息の通りを考えて、節目の一部を上、下、左、右部分的に、多く残したり、少なく残したりして、素材を生かしてすっきりと仕上げている。(一尺八寸管の二つ判作品など)写真の2は門田笛空作(2尺3寸管)重量513グラム、歌口部の直径43mm、内径26mm。
写真の2(2尺3寸管)(クリックで画像を拡大)
写真の2(2尺3寸管)(クリックで画像を拡大)
写真の2(2尺3寸管)(クリックで画像を拡大)
写真の2(2尺3寸管)(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その3)(2022.1.2)地無し尺八を製作する上での参考にしている銘管

(続き)地なし管づくり
二代目を継いだあと、当面は先輩・同僚達と桜井無笛門下の本曲会を続けることになったが、急務として、これから明暗本曲を始める人達用に、地なし管を作ることになった。竹材の採集から、油抜き、乾燥、下ごしらえ、調律、籐巻き等の一貫作業を、師匠の残した銘管を参考にして、手探りの作業で、こればかりはそっくりさんどころではなかった。桜井先生が吹くことでも、作ることでも大きな存在であったことが、実感として迫ってきた。地なし管づくりは、実際にどれだけの数を作るか、いろいろな難度の高い材料で、調律の経験をどれだけ重ねるかにかかっている。良い作品が出来たとしても、1本だけではたまたまの僥倖にすぎない。同じ律の作品が次々と出来るようでなければ、本物とは言えない。新人用の一尺八寸を主に作っていた頃、良い材料に恵まれ、明暗双璧といわれた近藤宗悦作一尺九寸管の律に合うように作った、一尺九寸管が自身作になった。写真の3は門田笛空作の(2尺5寸管)重量626グラム、歌口部の直径45mm、内径29mm。
写真の3(2尺5寸管)(クリックで画像を拡大)
写真の3(2尺5寸管)(クリックで画像を拡大)
写真の3(2尺5寸管)(クリックで画像を拡大)
写真の3(2尺5寸管)(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その4)(2022.1.2)地無し尺八を製作する上での参考にしている銘管

(続き)
このあと、稽古には二尺三寸管を主に使うようになってきたので、桜井先生の作品と同じ様に、太くて、重い長管の材料を中心に集め、自信作の二尺五寸管、二尺六寸管が出来上がった。地なし管は竹そのものの柔らかい音色を生かすために、管内の仕上げは漆だけとし、調律には細心の注意を払うが、材料によっては苦心を重ねることになる。二尺一寸の長さで調律のバランスがうまくいかず手間どったが、桔局二尺三寸管として仕上がったものもある。同じ様に二尺三寸の長さで桔局二尺五寸管として仕上がったものもある。結果的には材料が太かったので、二寸長い律に調律出来るのか、これは長さと太さのバランスもあって、短管の場合は、難しいといえる。写真の4は門田笛空作の(2尺6寸管)重量800グラム、歌口部の直径52mm、内径32mm。籐巻は前川耕月:琴古流や都山流の尺八が中にすっぽりと入るような巨管ですが、息受けの良さと律の良さは、他の尺八を寄せ付けないぐらい素晴らしいものです。
写真の4(2尺6寸管)(クリックで画像を拡大)
写真の4(2尺6寸管)(クリックで画像を拡大)
写真の4(2尺6寸管)(クリックで画像を拡大)
写真の4(2尺6寸管)(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その1)(2022.1.1)地無し尺八を製作する上での参考にしている銘管

地無し尺八を製作する上で参考にしている名管を紹介します。私の師匠、岡本竹外先生は、大阪の桜井無笛師の門下、稽古の時に岡本竹外先生宅で、桜井無笛師の尺八を拝見、私たち門下は、桜井無笛師の弟子、門田笛空師作の地無し管を購入して稽古に通いました。当時、岡本先生宅には多数の桜井無笛師作の地無し管がありましたが、私の先輩弟子が購入して吹いていました。その兄弟子たちも世を去り、その尺八はどのようになったのか、わかりません。桜井無笛師の尺八については、弟子の門田笛空師が「明暗尺八と桜井無笛先生の銘管」と題して本を出版されていますので、その中の一部を紹介します。
「桜井無笛先生作 銘管の銘管たるところ」
明暗双璧といわれた明暗第1級の銘管作者、近藤宗悦(文化五~慶應三 1808~1867)、俣野真龍(1791~1861)は、吹くことにかけても名人であった。このあと明暗地無し管の製管師は、二代俣野真龍(1842~1902)、林虎月(~明治38年)、伊東虎眼(~大正12年)、三代俣野真龍(~昭和11年)と続いた後、めぼしい製管師はいなくなった。桜井無笛先生は(明治26年~昭和36年)民謡のふるさと新潟市の生まれで、子供の頃から使用人の作った尺八で民謡を吹いていた。根っからの尺八吹きで、間のとりかた、音から音への移り具合に、巧まざる旨さがあり、同世代の人達から、天性的に旨かったとの思い出話がよく聞かれる。外国航路の機関長をしていたこともあって、製管の方も器用であった。現在では演奏者と製管師は分業化されているが、桜井先生は九州本曲界の大御所、中村掬風師の長管に魅せられて本曲に開眼し、その後、谷北無竹師について明暗対山派の真音吹きを研鑽し、吹く方の名人であるとともに、銘管の作者でもあった。写真の1は、桜井無笛作の2尺6寸管で重量は660グラムあります。歌口部の直径は50mm、内径は28mmあります。5節の尺八です。
写真の1(2尺6寸管)(クリックで画像を拡大)
写真の1(2尺6寸管)(クリックで画像を拡大)
写真の1(2尺6寸管)(クリックで画像を拡大)
写真の1(2尺6寸管)(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その2)(2022.1.1)地無し尺八を製作する上での参考にしている銘管

桜井先生の地なし管製作、次から次と仕上げる多作型ではない。そうかといって寡作でもない。明暗尺八を教えるかたわら一本一本着実に仕上げていた。昭和11年に、三代俣野真龍が亡くなった後、これといったじなし製管師はいなくなり、各地に地なし管を作る人はあったとしても、単に地なし管ですという程度の作品では、本格的な本曲用の尺八としては物足りなく、気に入るような本曲用の尺八は自分で作ってゆくことになった。写真の2は桜井無笛作の2尺3寸管で、昭和20年代の作品で、明暗蒼龍会二代目会長の故・高橋峰外氏が、昭和38年1月15日に入門された時に入手されたものです。藤巻は昭和42年に門田笛空師が巻かれたものです。管尻下部に、長さ調整の穴が2個あります。重量が522グラム、歌口の直径が46mm、内径が28mm
写真の2(2尺3寸管)(クリックで画像を拡大)
写真の2(2尺3寸管)(クリックで画像を拡大)
写真の2(2尺3寸管)(クリックで画像を拡大)
写真の2(2尺3寸管)(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その3)(2022.1.1)地無し尺八を製作する上での参考にしている銘管

桜井先生の作品は、1尺6寸管から2尺8寸管までの各寸にわたっている。先生の手元には明暗古来の古管として、宗悦、古鏡などがあり、これらの銘管について、何が本物の音かじっくりと味わっておられた。真龍、虎眼なども見られていたが、細手のものが多く、最後まで残ったのは宗悦であり、宗悦特有の太めの作品を好まれていた。地なし管の製作に参考になる古管は、二尺ぐらいまであるが、二尺三寸以上になると古管は見当たらず、独自に開拓することになる。(幕末の頃の虚無僧は二尺八寸ぐらいまで吹いていた)桜井先生の製管で特異なところは、短管にも、長管にも銘管が残っていることである。このことは演奏の上でも、短管に向く曲、長管に向く曲それぞれに自由にこなしていたといえる。写真の3は桜井無笛作の2尺5寸管で、岡本竹外先生の吹き料で、岡本先生は腕が短いので、なんとか吹けるようにと桜井無笛師が工夫された尺八です。重量が516グラム、歌口部の直径が45mm、内径が30mmあります。籐巻は私がしました。
写真の3(2尺5寸管)(クリックで画像を拡大)
写真の3(2尺5寸管)(クリックで画像を拡大)
写真の3(2尺5寸管)(クリックで画像を拡大)
写真の3(2尺5寸管)(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その4)(2022.1.1)地無し尺八を製作する上での参考にしている銘管

尺八づくりの基本
桜井先生は、尺八づくりについて、第一に竹そのものの柔らかい音色を尊重し、第二に竹材は自然状態の素材を可能な限り生かして、工夫をこらしている。竹そのものの柔らかい音色を生かすため、管内の凹凸は地(漆に砥の粉または石膏の粉を混ぜる)を使って、内壁を補修することはしない。地を使うと、竹そのものの柔らかい音色が消え、砥の粉または石膏の音が出て、一見華やかに聞こえるが、よく聞くと詰まったような音になっている。本曲用の尺八は、地なし管(内壁の仕上げは漆だけにする)に限ると言われているのは竹そのものの柔らかな音色を生かすことに主眼がある。地なし管は、節目を僅かに残すことにより、吹き込んだ息が節目を関門として、内壁の多少の凹凸をカバーして通過してゆくことになる。節目を残し過ぎると、息の通りを妨げることになり、つまり気味となる。内壁の盛り上がりが大きいと、節目でカバーしきれず、つまり気味となる。桜井先生の作品は節目の残し加減と、凹凸の修正具合をバランスよく保っている。銘管のなかには、節目をもう少し残しては、また内壁の凹凸をもう少し周世してはと思われるものもあるが、バランスよく剣が峰にとどめて、理想的な仕上がりとなっている。剣が峰にとどめるということは、竹そのものの柔らかい音色の追及は勿論であるが、単なる経験の積み重ねだけでなく、美学と見識でもある。素材が持っている特性を生かし、切れ味が良すぎるのを避けて、吹くほどに味わいが出てくるように工夫をしている。切れ味のよさは、吹き込みによって出せるもので、始めから切れ味の良すぎるのは、柔らか味の出しようがないとも言っておられた。銘管のよさは、各音のバランスがよく保たれ、のびやかでふっくらした音色をしていると言える。ふっくらした音色は計算して作るものではなく、素材をいかしているうちに、巧まずして、作らずして生まれるものと言える。写真の4は桜井無笛作(2尺1寸管)重量は414グラム、歌口部の直径が44mm、内径が26mm。
写真の4(2尺1寸管)(クリックで画像を拡大)
写真の4(2尺1寸管)(クリックで画像を拡大)
写真の4(2尺1寸管)(クリックで画像を拡大)
写真の4(2尺1寸管)(クリックで画像を拡大)