耕月会の活動報告
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第16回耕月会(2018.9.23)川崎市麻生区市民館和室(その1)

今回は、私が奏法の解説をした後、最初に全員で乙のロ音を10分間合奏しました。逆腹式丹田呼吸法で10分間に腹が何往復するか数えたら、92往復していることがわかりました。10分間、胸式呼吸で吹くのではなく丹田の動きを確認することが大切です。その後、課題曲の調子、大和調子、虚鈴、手向けの合奏稽古をしました。さらに、前回の課題曲である宮川如山作曲の阿字観の稽古をしました。小休止の後、各自が舞台で独奏をしました。この研修会の課題は、地無し管を吹く奏法でなく、丹田の力で鳴らす奏法を身に着けること。さらに地無し管の音味が出せているかの確認でした。みなさん、なかなか、歌口の部分から出る騒音を消すことができません。我慢をして、丹田の力で遅い速度の息を尺八内部に送り出すことが大切ですが、我慢が出来ず、早い速度の息を吐きだすので、歌口部分で騒音になってしまいます。
今回の出席者(クリックで画像を拡大)
最初に奏法についての解説をしました(クリックで画像を拡大)
全員でロ吹き(クリックで画像を拡大)
全員でロ吹き(クリックで画像を拡大)

第16回耕月会(2018.9.23)川崎市麻生区市民館和室(その2)

舞台での独奏稽古に大切なことは、管尻の先で音がでているかどうか、吹く奏法になっていないか。丹田がきちんと動いているかどうか。地無し管から擦れた音がでていないか。聞く人を引き付ける音があるかどうか。こんな点を注視しました。奏法の稽古も積み重ねてきたので、地付き管のように、歌口の下で
音がでている人はいなくなりました。
阿字観の模範演奏(クリックで画像を拡大)
大部氏は布袋軒鈴慕(クリックで画像を拡大)
大浦氏は大和調子(クリックで画像を拡大)
長谷川氏は阿字観(クリックで画像を拡大)

第16回耕月会(2018.9.23)川崎市麻生区市民館和室(その3)

大きな音を出して、聞く人に圧力をかけるのではなく、聞いている人を誘い込むような音を出すことが、この耕月会の研修目的です。それには、丹田の息の強弱が一番大切なことです。みなさん、単音の稽古ならば、丹田からきちんと音を出すことが出来ますが、いざ曲の演奏となれば、これまでの地付き管の吹く奏法に化けてしまいます。そうなれば、歌口部分で擦れた音が大きく響き、聞いている人には騒音ばかりが耳に残ります。我慢をして、丹田の力で、尺八内部の空気柱を動かすようにすれば、管尻から澄み切った中秋の名月のような音を聞くことができます。
渡辺氏は越後鈴慕を(クリックで画像を拡大)
三浦氏は奥州薩字を(クリックで画像を拡大)
山形氏の手向け(クリックで画像を拡大)
最後に私が手向けを(クリックで画像を拡大)

第15回耕月会(2018.9.9)川崎市麻生区市民館和室(その1)

今回は、耕月会通信第5号の内容について私が解説をした後、全員で乙のロ音を10分間合奏し、課題曲の合奏稽古をしました。その後、今回の課題曲である宮川如山作曲の阿字観の稽古をしました。この研修会の課題は、地無し管を吹く奏法でなく、丹田の力で鳴らす奏法を身に着けることが大切なので再度奏法の確認をしました。その後、残った時間で3名の方が舞台で独奏しました。相変わらず地付き管のように早い速度の息で吹くので尺八からは擦れた風切り音が出ていました。我慢の奏法の会ですが、なかなか本物を見に付けることの難しさがわかる研修会でした。今回の出席者は11名でした。次回は9月23日に第16回耕月会研修会を予定しています。
参加者の全員写真(クリックで画像を拡大)
耕月会通信第5号の説明(クリックで画像を拡大)
長谷川氏が持参した古管の息受け確認(クリックで画像を拡大)
管尻の先がお椀のように膨らんだ尺八(クリックで画像を拡大)

第15回耕月会(2018.9.9)川崎市麻生区市民館和室(その2)

長谷川氏の持参した地無し尺八、細身ではあるが、息受けが非常に良いので味わいのある音味がでました。こんな尺八を現代管のように力任せで吹いたらむなしい風切り音がでるだけです。我慢の押し出す奏法ならば、すばらしい音を聞くことができます。
全員で10分間ロ吹きの稽古(クリックで画像を拡大)
10分間ロ吹きの稽古(クリックで画像を拡大)
10分間ロ吹きの稽古(クリックで画像を拡大)
10分間ロ吹きの稽古(クリックで画像を拡大)

第15回耕月会(2018.9.9)川崎市麻生区市民館和室(その3)

地無し管の奏法を確認しよう。(2018.9.9)耕月会研修用

基本動作はきちんと出来ているか。

1.   乙のロ吹きをした時に、逆腹式丹田呼吸法は出来ているか。

*息を吸い込む時に、腹はきちんと凹んでいるか、腹が

       動いていないと無駄な稽古になります。

2.   舌先で下唇をきちんと押しているか。

*舌が下の歯の内側で丸まっているようでは駄目、吐き出す息が下の     
       歯に当たり、乱れた息が歌口に当たり騒音の元に
なります。

3.   息を尺八に入れるのに、我慢が出来ているか。

*吐き出す息のスピードが速いと、歌口で息が擦れた音が出ます。

4.   逆腹式丹田呼吸法はきちんと出来ているか。

  *胸式呼吸で我慢をしてスピードの遅い息を出すと、音に力がなくて
        不安定な音律になってしまう。腹の力で息を押し出せば、音が生き  
        てきます。

5.   唇やほほの力は抜けているか。

        *唇やほほに力が入っていると、フーの吹く奏法になり、歌口の一点で
       しか音は出せない。ホーの奏法ならば、尺八の口径が
変わっても、あ  
       るいは歌口部が少々ずれても音を出すことが
出来ます。唇の力を抜く
       ことが大切。

6.   ほほの中に空気を溜めることが大切。

 *コミ息やユリなどの奏法では、この溜めた息を自在に使えるようにな
       ることが大切です。

7.   甲音を出す時に、唇を閉めて騒音が出るような速度の速い息になってい   ないか。

  *我慢して押し出すような息にしないと、歌口部で騒音の原因になりま
     す。腹の力で押し出す息ならば、速度は遅くても
甲音は出すことが出      来ます。

8.基本動作が出来ていれば、メリ音は生きた音がでる。
      *メリ音を出す時にあごを引けば、尺八内部に多く入るので
大きな音が    

 出せます。メリ音の時は、息は弱めずに尺八内部に 生きた息を送             ることが大切です。

課題曲・阿字観を吹く(クリックで画像を拡大)
東氏は阿字観を(クリックで画像を拡大)
山田氏は錦風流・松風を(クリックで画像を拡大)
椎名氏は調子を(クリックで画像を拡大)

第15回耕月会(2018.9.9)川崎市麻生区市民館和室(その4)

研修会終了後、居酒屋・魚民で反省会を兼ねて懇親会を開催しました。午後8時に終了し解散とない各自帰途につきました。遠くは大阪府吹田市、福島県いわき市、群馬県前橋市、茨城県常陸大宮市などから参加してくれました。
懇親会の様子(クリックで画像を拡大)
懇親会の様子(クリックで画像を拡大)
懇親会の様子(クリックで画像を拡大)
懇親会の様子(クリックで画像を拡大)

第14日回耕月会(2017.8.9~8.11)休暇村蒜山高原・休暇村奥大山(その1)

第14回耕月会を平成30年8月9日~10日、岡山県真庭市蒜山上福田にあります休暇村蒜山高原にて8月10日~11日は鳥取県日野郡江府町御机にあります休暇村奥大山にて開催しました。大阪府枚方市、大阪府吹田市、広島県東広島市から3名が参加してくれました。今回は、地無し管を逆腹式丹田呼吸で鳴らす奏法と布袋軒産安、奥州薩字、越後鈴慕、布袋軒鈴慕の竹調べの3~4行の部分を、息の出し入れをしながら地無し管を鳴らしているかどうかの確認をしました。奥州系は息の出し入れが非常に難しいので皆さん、苦労しました。皆さん、それぞれの地無し管の音味をきちんと出すことが出来ました。また、開山1300年の大山寺本堂において献奏をすることも出来ました。
休暇村蒜山高原の前で記念撮影(クリックで画像を拡大)
増元氏の稽古(クリックで画像を拡大)
全員で調子の合奏(クリッで画像を拡大)
丹田を意識しての吹き込み(クリックで画像を拡大)

第14日回耕月会(2017.8.9~8.11)休暇村蒜山高原・休暇村奥大山(その2)

午前7時から朝食の後、午前8時から全員で課題曲の稽古をして、午前10時に休暇村蒜山高原から大山寺に移動をしました。
休暇村蒜山高原の朝食(クリックで画像を拡大)
休暇村蒜山高原の朝食(クリックで画像を拡大)
大山寺の駐車場から徒歩で大山寺本堂に向かう(クリックで画像を拡大)
大山寺への参道にて(クリックで画像を拡大)

第14日回耕月会(2017.8.9~8.11)休暇村蒜山高原・休暇村奥大山(その3)

大山開山1300年祭の準備がされる中、大山寺住職のご厚意により、本堂で各自献奏をすることが出来ました。
大山寺参道にて(クリックで画像を拡大)
急な石段を山門に向かう(クリックで画像を拡大)
私は3尺管で阿字観の献奏(クリックで画像を拡大)
飛田氏は2尺5寸管で調子の献奏(クリックで画像を拡大)

第14日回耕月会(2017.8.9~8.11)休暇村蒜山高原・休暇村奥大山(その4)

大山寺本堂で献奏の後、宝物殿を見学して車で大山ロイヤルホテルに移動して、バイキングランチを食べて、裏大山の休暇村奥大山に向かいました。
東氏は2尺4寸管で調子の献奏(クリックで画像を拡大)
増元氏は2尺3寸管で調子の献奏(クリックで画像を拡大)
大山ロイヤルホテルロビーに貼られたポスター(クリックで画像を拡大)
大山ロイヤルホテル12階のレストランでの昼食(クリックで画像を拡大)

第14日回耕月会(2017.8.9~8.11)休暇村蒜山高原・休暇村奥大山(その5)

休暇村奥大山は濃霧で、建物前の駐車場に着くまで姿は見えませんでした。午後3時に到着した後、入浴の後、夕食の午後7時まで稽古をしました。夕食会場は関西からの家族連れで大変に賑やかでした。最後の日は、午前7時から朝食の後、午前8時から9時まで課題曲の合奏をしました。午前9時30分、関西から参加の飛田氏、東氏は休暇村奥大山のマイクロバスで江府ICに向かい大阪まで高速バスで帰途につきました。私と増元氏は車で帰途につきました。今回の稽古で、皆さんの地無し管から出る音味がそれぞれ、竹質の違いで違うことを楽しむことが出来ました。世間の吹く奏法は歌口付近で擦れた音がでますが、その世界から脱却して、丹田で静かに押し出す奏法のすばらしさを十分に味わうことができました。ここでしか聞くことが出来ない素晴らしいひと時でした。
夕食の時間(クリックで画像を拡大)
夕食の時間(クリックで画像を拡大)
休暇村奥大山・3階の部屋からの眺め(クリックで画像を拡大)
朝も玄関前は濃霧でした(クリックで画像を拡大)

第13回耕月会(2018.4.22)川崎市麻生区市民館和室(その1)

今回は、全員で乙のロ音を10分間合奏し、課題曲の合奏稽古をしました。その後、各自、得意の曲を演奏しました。この研修会の課題は、地無し管を吹く奏法でなく、丹田の力で鳴らす奏法を身に着けることが大切です。各自が独奏しましたが、相変わらず地付き管のように吹く人がいます。口から吐き出す息の速度が速いので、歌口付近から、風切り音と擦れた音がでていました。吹くことを我慢するのは大変ですが、自然にこの奏法になるように努力することが必要です。今回の出席者は10名でしたが、途中で一人が早退しました。
全員写真(一人が早退)クリックで画像を拡大
乙のロ吹きを10分(クリックで画像を拡大)
乙のロ吹きを10分(クリックで画像を拡大)
乙のロ吹きを10分(クリックで画像を拡大)

第13回耕月会(2018.4.22)川崎市麻生区市民館和室(その2)

乙のロ吹きは、ただロを吹くのではなく、1回ごとに丹田での呼吸法が出来ているか確認をしながらの繰り返しが大切です。
乙のロ吹きを10分(クリックで画像を拡大)
乙のロ吹きを10分(クリックで画像を拡大)
法純氏は獅子(クリックで画像を拡大)
大浦氏は虚鈴(クリックで画像を拡大)

第13回耕月会(2018.4.22)川崎市麻生区市民館和室(その3)

舞台で独奏となると、緊張で口の周りが硬くなり、吹く奏法になり、歌口付近から風切り音が発生してしまう。いかに唇を柔らかくするかが問題です。
山田氏は手向(クリックで画像を拡大)
東氏は越後三谷(クリックで画像を拡大)
長谷川氏は調子(クリックで画像を拡大)
渡辺氏は手向(クリックで画像を拡大)

第13回耕月会(2018.4.22)川崎市麻生区市民館和室(その4)

三浦氏は阿字観(クリックで画像を拡大)
舞台での独奏を聞く(クリックで画像を拡大)
山形氏は布袋軒鈴慕(クリックで画像を拡大)
福田氏は阿字観(クリックで画像を拡大)

第12回耕月会(2018.4.8)川崎市麻生区市民館和室(その1)

今回は、総会、会計報告の後、耕月会通信第4号の内容について解説をし、全員で乙のロ音を10分間合奏し、その後、課題曲の稽古をしました。午後4時30分に総会、研修会は終了し、場所を魚民に移して、懇親会を開催しました。午後8時に解散になりました。
参加者全員で記念写真(クリックで画像を拡大)
総会及び研修会(クリックで画像を拡大)
総会及び研修会(クリックで画像を拡大)
乙のロを10分間(クリックで画像を拡大)

第12回耕月会(2018.4.8)川崎市麻生区市民館和室(その2)

耕月会での研修課題(地無し管奏法の基本動作の確認事項)
1.太い地無し管を鳴らすには、舌先で下唇を前に押し出す。こうすることで、吐き出した息が舌の上をスムーズに流れて、尺八内部に乱れることなく流れ込むので澄んだ音が、管尻の先に出る。(舌先が下の歯の内側で丸くなっていれば、吐き出す息が下の歯に当たり、乱れた息が歌口当たるので、聞き苦しい風切り音が発生する)舌先で下唇を絶えず押すことで、太い地無し管も問題なく鳴らすことが出来る。この動作が身に付けば、メリ音の時に舌先を微妙に動かすことにより、大きな音を出すことが出来る。(舌先を丸めていれば、メリ音は小さな音しか出せない)メリ音の時に息を弱めてはいけない。生きた息を尺八内部に入れる事が大切です。
2丹田を意識することで、口の周りの力がぬけて、尺八に下唇を柔らかく広く接することが出来る。口先を地付き管を吹くように固くすると、歌口の一点でしか音が出せない。こうなると、尺八と争いをするようなことになり、ますます音は出なくなる。下唇を柔らかく広くすることで、大小、どんな口径の尺八でも、自在に音を出すことが出来る。上下の唇を固くするとフーの奏法になり、口から吐き出す息の速度は速く、冷たい息となる。しかし口先をホーにすると、吐き出す息の速度は遅く、温かい息を尺八内部に送り込むことが出来る。こうなれば、澄んだ音が管尻からでる。歌口部からは、全く音は出ない。
3尺八を胸式呼吸で吹いて鳴らす奏法では、口先を絞りますが、丹田呼吸法で息を押し出す奏法(吹かない奏法)では、ほほを膨らませて、口の中の容積を大きくして、口の中に溜めた空気を加減することにより、曲の中での強弱を自在に出せるようになる。特にメリ音の時に吹いたので律が跳ね上がってしまうので要注意。またユリの奏法の時は、強く吹くのではなく、口の中に溜まった空気を押し出しながら、首を振れば、柔らかなユリ音が出せるようになる。布袋軒鈴慕の曲には、縦ユリや回しユリが出てきますが、あくまで吹かないで、緩やかな息を押し出しながらユリの奏法をすることが大切です。(小梨錦水師の口伝・ふうわりと吹け)
4錦風流の奏法について
コミ息の奏法は、丹田に力を入れたままで、息を断続させる。またコミ息は同じ強さでなく、水面の波紋が消えるように、或はお寺の梵鐘の音はだんだんと小さくなるようにと口伝があります。あくまで吹いた音の息が残っているのをコミにするのであって、わざわざ息を吸ってコミを吹くのは間違いです。(地付き管のような細身の尺八では、内部に息が入らないので、本当の奏法は無理です)あくまで息受けの良い、太い地無し管を使用うことが大切です。またチギリの奏法には、永野旭影師の侍の手と折登如月師の町方の手があります。私の宗家の系統のチギリはメリ込んだ後、わずかに止めて、素早くカリに立ち上げます。津軽では、この手法が身に着くまで10年かかると言われてきました。こればかりは、文章を読んで出来るものではありません。津軽には、数々の楽譜が残っていますが、あくまで骨になる部分しか記載されていません。血となり肉となるものは、師匠について学ぶことが重要です。
課題曲の合奏(クリックで画像を拡大)
課題曲の合奏(クリックで画像を拡大)
課題曲の合奏(クリックで画像を拡大)
課題曲の合奏(クリックで画像を拡大)

第12回耕月会(2018.4.8)川崎市麻生区市民館和室(その3)

次回の耕月会は4月22日(日)に麻生市民館和室で開催します。
課題曲の合奏(クリックで画像を拡大)
課題曲の合奏(クリックで画像を拡大)
魚民での懇親会(クリックで画像を拡大)
魚民での懇親会(クリックで画像を拡大)

第11回耕月会(2017.9.23)川崎市麻生区市民館岡上分館和室(その1)

第11回耕月会の研修会を、9月23日(土)13時より川崎市麻生市民館岡上分館和室にて開催しました。出席者は8名でした。まずは地無し2尺3寸管にて乙のロ吹きを10分間、その後、全員で調子の合奏、さらに手向の曲を吹いて休憩の後、課題曲の中から、各自が選択しました曲を独奏しました。研修では、息の出し入れの練習ですが、いざ独奏となると、みなさん、これまでの地付き管の吹く奏法になってしまいました。逆複式呼吸法が大切ですが、曲を吹き始めると、口先での浅い呼吸になってしまいます。また、緊張して口先が固くなり、地付き管の奏法のように、歌口の一点でしか音が出ないので、曲の途中で音の出る箇所を探ることになってしまいます。そうなれば風切り音が出て聞き苦しい演奏になってしまいます。研修会を重ねても、なかなか効果が表れません。
参加者全員で記念写真(クリックで画像を拡大)
全員でロ吹きの練習(クリックで画像を拡大)
全員で手向の合奏(クリックで画像を拡大)
独奏は山形省月氏(クリックで画像を拡大)

第11回耕月会(2017.9.23)川崎市麻生区市民館岡上分館和室(その2)

初めて麻生市民館岡上分館和室を借りての研修会でした。音の問題が心配でしたが、隣の広い部屋では洋楽器の合奏のにぎやかな音が聞こえ、私たちの地無し管の音は静かなものでした。
大浦氏は3尺管で阿字観(クリックで画像を拡大)
山田氏は課題曲を(クリックで画像を拡大)
三浦力松氏(クリックで画像を拡大)
渡辺氏は阿字観を(クリックで画像を拡大)

第11回耕月会(2017.9.23)川崎市麻生区市民館岡上分館和室(その3)

今回の研修会は少人数のために、反省会を兼ねた懇親会は開催なしにしました。
長谷川氏は3尺1寸5分管で産安(クリックで画像を拡大)
福田氏は立奏で阿字観(クリックで画像を拡大)
岡上分館前で解散(クリックで画像を拡大)
小田急線鶴川駅に向かう(クリックで画像を拡大)

第10回耕月会(2017.9.10)川崎市麻生区市民館和室(その1)

第10回耕月会の研修会を、9月10日(日)13時より川崎市麻生市民館和室にて開催しました。出席者は15名でした。耕月会の目標「我慢」の文字を掲げての研修会。今回は私のデンマーク尺八サマースクールでの様子を画像で見てもらいました。その後、全員で調子・手向の曲を合奏し、さらに課題曲の中から、各自が選択しました曲を吹奏しました。今回は初めて青森県弘前市から錦風流尺八県技芸保持者の藤田竹心氏が参加、さらに福島県いわき市から椎名竹童氏、広島県東広島市からは増元弘月氏が、大阪府吹田市から東吹憧氏が遠路、
参加されました。
早退の法純氏を除いた14名(クリックで画像を拡大)
司会は福田翁盟氏(クリックで画像を拡大)
藤田竹心氏の挨拶(クリックで画像を拡大)
藤田竹心氏の錦風流松風の演奏(クリックで画像を拡大)

第10回耕月会(2017.9.10)川崎市麻生区市民館和室(その2)

デンマークでのサマースクールの様子もビデオで見てもらい、その後、全員で調子と手向を合奏した。また、江戸時代の古管尺八で越後鈴慕の演奏を皆さんに聞いてもらう。古管の柔らかい音味が魅力でsる。
プロジェクターでの映像(クリックで画像を拡大)
全員で調子の合奏(クリックで画像を拡大)
全員で手向の合奏(クリックで画像を拡大)
古管尺八での越後鈴慕(クリックで画像を拡大)

第10回耕月会(2017.9.10)川崎市麻生区市民館和室(その3)

各自、研修課題曲から選択して吹奏をしました。なかなか我慢が出来ずに吹くので、擦れた音が尺八から出る。研修会の後、魚民にて懇親会を開催しました。午後8時に懇親会も終わり解散になりました。
山形省月氏の産安(クリックで画像を拡大)
増元弘月氏の産安(クリックで画像を拡大)
法純氏の錦風流獅子(クリックで画像を拡大)
魚民での懇親会(クリックで画像を拡大)

第9回耕月会(2017.8.7~8.9)休暇村蒜山高原(その1)

第9回耕月会を平成29年8月7日~9日、岡山県真庭市蒜山上福田にあります休暇村蒜山高原にて開催しました。神奈川県川崎市、大阪府枚方市、大阪府吹田市から3名が参加してくれました。今回の課題は、布袋軒産安、奥州薩字、越後鈴慕、布袋軒鈴慕の竹調べの3~4行の部分を、息の出し入れで地無し管を鳴らしているかどうかの確認をしました。奥州系は息の出し入れが非常に難しいので皆さん、苦労しました。台風の影響で開催が心配されましたが、なんとか全員が集合して無事に開催できました。私はデンマークのヨーロッパ尺八サマースクールから帰国して、まだ疲れが抜けない中での研修会、疲労困憊でしたが参加の皆さんの上達ぶりに安心しました。
休暇村蒜山高原の玄関で(クリックで画像を拡大)
地無し2尺3寸管での調子の合奏(クリックで画像を拡大)
大阪枚方市から参加の飛田氏(クリックで画像を拡大)
大阪吹田市から参加の東氏(クリックで画像を拡大)

第9回耕月会(2017.8.7~8.9)休暇村蒜山高原(その2)

飛田氏は都山流、東氏は上田流、大浦氏は琴古流、それぞれの吹く奏法の尺八から我慢の吹かないで鳴らす奏法にチャレンジしてきましたが、太い地無し管をやっと丹田の力で鳴らすことが出来るようになりました。こうすることで、尺八の歌口部分の擦れた音を消すことが出来ます。息のスピードで鳴らす奏法から、遅い息の圧力で鳴らす奏法に切り替えるには我慢が大切です。特に飛田氏の管尻から響く地無し管の音味は格別の味わいがありました。
川崎市から参加の大浦氏(クリックで画像を拡大)
楽しい夕食の時間(クリックで画像を拡大)
大山ロイヤルホテルでのランチタイム(クリックで画像を拡大)
大浦氏の剛管に挑戦する飛田氏(クリックで画像を拡大)

第8回耕月会(2017.4.23)川崎市麻生区市民館和室(その1)

第8回耕月会の研修会を、4月23日(日)13時より川崎市麻生市民館和室にて開催しました。出席者は9名でした。耕月会の目標「我慢」の文字を掲げての研修会。今回は課題曲を全員で逆腹式丹田呼吸法により鳴らす奏法の研修をした後、各自が選択しました曲を舞台の上で吹奏し、「我慢」が出来ているかどうかの確認をしました。舞台の上で独奏となると、緊張とともに、従来の吹く奏法になって口先から風切り音が聞こえていました。皆さん、まだまだ腹の力を使うことに苦労をしていました。
参加者の写真(1名早退)(クリックで画像を拡大)
研修会の始まり(クリックで画像を拡大)
課題曲の合奏(クリックで画像を拡大)
課題曲の合奏(クリックで画像を拡大)

第8回耕月会(2017.4.23)川崎市麻生区市民館和室(その2)

全員で課題曲、調子、布袋軒産安、奥州薩字、越後鈴慕、布袋軒鈴慕を合奏した後、舞台で各自が独奏しました。
福田翁盟氏の阿字観(クリックで画像を拡大)
山形省月氏の九州鈴慕(ウクリックで画像を拡大)
大浦玄外氏の3尺管による阿字観(クリックで画像を拡大)
特別参加の長谷川良弘氏の越後鈴慕(クリックで画像を拡大)

第8回耕月会(2017.4.23)川崎市麻生区市民館和室(その3)

三浦力松氏は布袋軒産安(クリックで画像を拡大)
渡辺秀平は奥州薩字(クリックで画像を拡大)
山田時男氏の阿字観(クリックで画像を拡大)
法純氏と私で鹿の遠音の合奏(クリックで画像を拡大)

第7回耕月会(2017.4.2)川崎市麻生区市民館和室(その1)

第7回耕月会の研修会を、4月2日(日)13時より川崎市麻生市民館和室にて開催しました。出席者は12名でした。耕月会の目標「我慢」の文字を掲げての研修会。前回と同じ課題曲を逆腹式丹田呼吸法により鳴らす奏法の研修をしました。皆さん、どうしても我慢が出来ないで、これまでの吹く奏法になってしまい、息継ぎも浅い呼吸となり、丹田の力が生かされないで、口先の奏法になり、尺八内部から、早い速度の息が流れる、擦れた音が管尻から聞こえていました。せっかくの地無し管を使用していながら、この擦れた音が聞こえると、音味を楽しむことが出来ません。きちんとした奏法が身につけば、管尻の先、30cmくらいの所に音の塊が出来ます。これが出来るようにすることが、この会の皆さんの目標です。
参加者の記念写真(クリックで画像を拡大)
福田氏の司会で総会が開催されました(クリックで画像を拡大)
会則も可決されました(クリックで画像を拡大)
全員で調子の合奏(クリックで画像を拡大)

第7回耕月会(2017.4.2)川崎市麻生区市民館和室(その2)

研修会が午後5時に終わり、その後は、魚民で懇親会が開催され、午後7時30分に解散になりました。次回は、4月23日に同じ会場で、逆複式丹田呼吸法を活かした奏法による各自の独奏稽古です。
研修会の様子(クリックで画像を拡大)
研修会の様子(クリックで画像を拡大)
研修会の様子(クリックで画像を拡大)
研修会の様子(クリックで画像を拡大)

第6回耕月会(2016.9.25)川崎市麻生区市民館和室(その1)

第6回耕月会の研修会を、9月25日(日)13時より川崎市麻生市民館和室にて開催しました。出席者は12名でした。
前回と同じ課題曲を逆腹式丹田呼吸法により鳴らす奏法の研修をしました。
皆さん、どうしても、これまでの吹く奏法になってしまいますので、いかに口先で吹くことを我慢して、丹田の力で尺八を鳴らすかが、この会の重要課題です。今回は壁に我慢の文字を貼り、この文字を見ながら我慢の奏法に取り組みました。大切なことは、我慢と辛抱をして、いかに遅い息を吐きだしながら
地無し管を鳴らすかです。
早退の法純氏を除く全員写真(クリックで画像を拡大)
司会の福田氏の挨拶で開始(クリックで画像を拡大)
我慢の文字を背に研修会(クリックで画像を拡大)
福島県いわき市の椎名氏(クリックで画像を拡大)

第6回耕月会(2016.9.25)川崎市麻生区市民館和室(その2)

研修会の講師は、私が務めました。基本事項の確認から、逆複式丹田呼吸法による、奏法の実技。その後、全員で調子の合奏をしてから、課題曲の布袋軒産安、奥州薩字、越後鈴慕、布袋軒鈴慕のそれぞれの竹調の部分を合奏しました。その後は、個人で課題曲を1曲選択して吹奏しました。
全員で調子の合奏(クリックで画像を拡大)
全員で調子の合奏(クリックで画像を拡大)
全員で調子の合奏(クリックで画像を拡大)
椎名氏の調子(クリックで画像を拡大)

第6回耕月会(2016.9.25)川崎市麻生区市民館和室(その3)

午後5時に研修会は終了し、懇親会の会場に移動しました。懇親会は魚民にて5時過ぎから開催されました。午後8時過ぎに楽しい懇親会も終了しました。
今回の研修会、遠くは大阪吹田市から東吹憧氏が、福島県いわき市からは椎名竹童氏が参加されました。
懇親会の会場に移動する(クリックで画像を拡大)
懇親会の会場に移動する(クリックで画像を拡大)
魚民での懇親会(クリックで画像を拡大)
魚民での懇親会(クリックで画像を拡大)

第5回耕月会(2016.8.4~8.6)休暇村吾妻山(その1)

第5回耕月会を平成28年8月4日~6日、広島県庄原市にあります休暇村吾妻山にて開催しました。千葉県船橋市、神奈川県川崎市、大阪府枚方市、大阪府吹田市、鹿児島県垂水市、東広島市から6名が参加してくれました。今回の課題は、布袋軒産安、奥州薩字、越後鈴慕、布袋軒鈴慕の竹調べの3~4行の部分を、息の出し入れで吹いているかどうかの確認をしました。奥州系は息の出し入れが非常に難しいので皆さん、苦労しました。標高1000mの高原、環境のすばらしい場所で、楽しい夏季研修会になりました。 
休暇村吾妻山の標識の前で記念写真(クリックで画像を拡大)
参加者全員で調子の合奏(クリックで画像を拡大)
参加者全員で調子の合奏(クリックで画像を拡大)
休暇村のマスコット・狸のクロちゃん(クリックで画像を拡大)

第5回耕月会(2016.8.4~8.6)休暇村吾妻山(その2)

午後5時に全員集合。午後6時から夕食。午後7時から最初の研修会を開始しました。皆さん、長旅の疲れでも、がんばって稽古をしました。
楽しい夕食(クリックで画像で拡大)
楽しい夕食(クリックで画像で拡大)
楽しい夕食(クリックで画像で拡大)
夕食後の稽古(クリックで画像で拡大)

第5回耕月会(2016.8.4~8.6)休暇村吾妻山(その3)

夕食後、稽古の後、楽しみの懇親会になりました。
翌朝は5時に起床して、涼しい間に、小坊主に登り、休暇村吾妻山の建物に向かい、音だしの稽古をしました。太い地無し2尺3寸管を逆腹式丹田呼吸法により、空気砲の原理で鳴らすので、眼下の休暇村吾妻山の部屋まで音が届きました。
 
夕食後の稽古(クリックで画像で拡大)
小坊主に集合(クリックで画像で拡大)
小坊主での早朝稽古(クリックで画像で拡大)
小坊主での早朝稽古(クリックで画像で拡大)

第5回耕月会(2016.8.4~8.6)休暇村吾妻山(その4)

早朝の澄んだ高原の空気を吸い込み、地無し管の先から吐き出す運動を繰り返した。6時45分から朝食、小休止の後、午前8時から、本格的に稽古を開始しました。
小坊主での音出しの稽古(クリックで画像で拡大)
小坊主での音出しの稽古(クリックで画像で拡大)
朝食後の稽古(クリックで画像拡大)
朝食後の稽古(クリックで画像で拡大)

第5回耕月会(2016.8.4~8.6)休暇村吾妻山(その5)

2日目の稽古は朝食前に小仏山での音出しに始まり、昼食、夕食の時間を除き、稽古が終了したのは午後9時でした。
朝食後の稽古(クリックで画像で拡大)
個人指導の稽古(クリックで画像で拡大)
個人指導の稽古(クリックで画像で拡大)
最終日の朝食(クリックで画像で拡大)

第5回耕月会(2016.8.4~8.6)休暇村吾妻山(その6)

早朝、小仏山での音出し、朝食後、研修の最後として全員で調子を合奏。真夏とは思えない涼しい高原の自然に別れを告げ、2名は自宅に向かいましたが、私たち5名は次の研修地、福山市鞆の浦まで130キロを車で移動しました。
全員で調子の合奏(クリックで画像を拡大)
海抜1000mからの眺め(クリックで画像を拡大)
宿泊者は自宅の所在地に印を記載(クリックで画像を拡大)
宿舎裏にある原池(クリックで画像を拡大)

第5回耕月会(2016.8.6~8.7)福山市鞆の浦(その7)

昼前に福山市鞆の浦に到着。尺八の歴史に登場します法燈国師木像があります、臨済宗妙心寺派・安国寺を訪問しました。
(昭和12年11月号・雑誌三曲の記事より)
備後鞆の津と法燈国師(福山・木村春水 宗家竹友社師範)
私はこの度、献笛に参って初めて知ったのですが、備後の鞆の津に尺八の歴史上見通す事の出来ない一事を発見いたしました。それは法燈国師が支那留学から帰朝先ず最初に道場を開かれたのが、この鞆の津であるという事です。同地には俗称大寺という安国寺があります。大正九年に火災にあって殆ど焼失したが、幸い国宝の釈迦堂、庫裡を残しました。建築様式は鎌倉時代のもので 、法燈国師の仏像位牌等が安置してあります。中途足利氏衰亡と共に堂宇荒廃し天正年間傑僧で豊太公の相談役であった安国寺の恵瓊(えけい)、京都南禅寺よりこの寺に寄寓し毛利輝元を大檀越として、堂宇再建今尚恵瓊遺愛の大蘇鉄及び紅梅があって往時を物語っております。この寺は、当時は臨済宗の格式も高く、末寺も相当あったとのことですが、以後恵瓊が石田三成加勢の問題で混乱し、荒廃甚だしく大正九年火災、然るに昭和二年には安国寺釈迦堂として国宝指定となり昭和八年国庫補助で修理を行い殆どその舊觀(きゅうかん)を復しました。(以上)安国寺にある法燈国師像の解説によれば、鎌倉時代(1192~1332)に盛んに作られた祖師像のひとつである。法燈国師は禅宗の僧侶であり、安国寺開山とされている。この像は建治元年(1275)法燈69歳の時の像で、極めて写実的である。なお、法燈の像は和歌山県にも伝えられている。像内には水晶五輪塔などが納められていた。水晶五輪塔は高さ6.7cm、鎌倉時代の作と推定されている。国指定重要文化財 彫刻、指定:昭和17年12月22日、寄木造、玉眼、高さ84cm。
安国寺を正面に見る(クリックで画像を拡大)
安国寺を正面に見る(クリックで画像を拡大)
安国寺庭園(クリックで画像を拡大)
安国寺庭園(クリックで画像を拡大)

第5回耕月会(2016.8.4~8.6)福山市鞆の浦(その8)

臨済宗妙心寺派・安国寺、法燈国師像の前で各自献奏する。
手前が法燈国師像(クリックで画像を拡大)
法燈国師像の前で各自献奏する(クリックで画像を拡
法燈国師像の前で各自献奏する(クリックで画像を拡
法燈国師像の前で各自献奏する(クリックで画像を拡

第5回耕月会(2016.8.4~8.6)福山市鞆の浦(その9)

猛暑の昼過ぎに鞆の浦を観光しました。福山市鞆の浦歴史民俗資料館で、「特別展備後安国寺」の書籍を購入しました。中には、鞆の浦とゆかりの筝曲家、宮城道雄師愛用のお琴も展示してありました。
常夜灯を背景に記念写真(クリックで画像を拡大)
高台にある對潮楼(クリックで画像を拡大)
對潮楼内部で記念写真(クリックで画像を拡大)
宮城道雄師の像(クリックで画像を拡大)

第5回耕月会(2016.8.4~8.6)福山市鞆の浦(その10)

鞆の浦観光の後、鞆シーサイドホテル9階レストランで休息しました。このレストランで土、日にお琴の演奏をされている、お琴の先生と一緒に記念撮影をしました。ここから、この日に宿泊する仙酔島が正面に見えます。車は、このホテル駐車場に置いて、船で仙酔島に渡りました。人生感が変わる宿「ここから」に宿泊。「カラオケ、テレビ、冷蔵庫」のない宿でしたが、なんら不自由を感じませんでした。尺八研修には、良き宿でした。
9階レストランにて(クリックで画像を拡大)
仙酔島を望む(クリックで画像を拡大)
宿「ここから」の玄関(クリックで画像を拡大)
左の高台に宿「ここから」があります(クリックで画像を拡大)

第5回耕月会(2016.8.4~8.6)福山市鞆の浦(その11)

昭和9年に日本で最初に国立公園に指定された仙酔島。早朝の日の出前に、遊歩道でパワースポットの五色岩まで出かけ、瀬戸内海の海を眺めながら、丹田呼吸で音出しの稽古をしました。
五色岩に向かう(クリックで画像を拡大)
五色岩の説明板(クリックで画像を拡大)
仙酔島の案内板(クリックで画像を拡大)
海に向かい音を出す(クリックで画像を拡大)

第5回耕月会(2016.8.4~8.6)福山市鞆の浦(その12)

早朝の稽古を終え、宿に戻り朝食になりました。料理長自慢のお粥に、この島で製造された藻塩をかけていただきました。3泊4日の研修会も、この島で終了、船で戻り、車で倉敷駅に移動し、ここで解散になりました。中国地方は雨も降らず、猛暑の夏でした。
五色岩の浜での稽古(クリックで画像を拡大)
宿「ここから」の朝食((クリックで画像を拡大)
船で本土に戻る(クリックで画像を拡大)
船で休息(クリックで画像を拡大)

第4回耕月会(2016.4.28 )(その1)

第4回耕月会の研修会を、4月28日(日)13時より川崎市麻生市民館和室にて開催しました。出席者は6名でした。
前回と同じ課題曲を逆腹式丹田呼吸法により鳴らす奏法の研修をしました。
皆さん、どうしても、これまでの吹く奏法になってしまいますので、いかに口先で吹くことを我慢して、丹田の力で尺八を鳴らすかが、この会の重要課題です。理科の実験で空気砲を使い、煙を遠くまで飛ばすことをしますが、これと同じ原理で尺八の内部の空気を遠くに押し出し、音を遠くに伝えることができるようにする稽古ですが、どうしても口先から早いスピードの息を吹き出すので尺八内部の空気柱がこわれて、騒音になってしまいます。「我慢」ができるかどうか、これからの稽古は、これが重要なポイントです。 
全員写真(クリックで画像を拡大)
福田氏は阿字観を演奏(クリックで画像を拡大)
大浦氏と私は阿字観を3尺管で演奏(クリックで画像を拡大)
山形氏は奥州薩字を演奏(クリックで画像を拡大)

第4回耕月会(2016.4.28 )(その2)

みなさん、曲の演奏をすれば、これまでの吹く尺八になってしまい、尺八内部を流れる空気の摩擦音が騒音になって聞こえます。古管尺八も口先で吹いては
どの尺八を吹いても同じように聞こえます。しかし丹田で押し出すように鳴らせば、それぞれの尺八が全く別の音味がでることが確認できます。 

第3回耕月会( 2016.4.10 )(その1)

第3回耕月会の研修会を、4月10日(日)13時より川崎市麻生市民館和室にて開催しました。出席者は11名でした。遠くは広島県より増元氏、大阪府から東氏が参加されました。
耕月会の目的は、太い地無し管を現代管のように、歌口を早いスピードの
息で吹き上げるのではなく、緩やかな息で、尺八内部の空気柱を動かして音にする奏法を身に付けるためのものです。
第3回耕月会の研修課題
1.地無し管を鳴らす奏法の確認
(1)呼吸法は逆腹式になっているか。
「尺八を手にする前に、呼吸法を確認する」
(腹を凹ましながら、息を吸い込み、口を大きく開けて、息をゆっくり吐きながら、同時に腹を前に押し出す。)この呼吸動作を5回
ほど行う。明暗の本曲、「調子」の曲は、この呼吸法の繰り返しで
ある。息継ぎの箇所では、きちんと呼吸をしながら、腹の動きを
確認することが大切である。この息継ぎの間が、曲の形を整える。
(2)舌先は、きちんと下の歯を越えて舌唇を軽く外に押し出して
いるか。(舌先が歯の内側で丸くなっていれば、空気の流れが歯に当り、気流が乱れて、歌口部分で風切音が出てしまう。きちんと舌先で下唇を押しながら、大メリの音を出す。(重要課題1)
太い地無し管を力任せで歌口を吹いても、むなしい風切音が出るだけである。この奏法で空気を尺八内部に押し出せば、地付き管と違い、メリ音も息の強さを変えずに押し込むので、力強いメリ音が出る。例として、乙のレの音で、カリ音から大メリ音まで顎の上下だけで連続した音が出せるかを確認する。舌先が歯の内側にあれば、連続音は出せない。連続音を出せるようにする。(重要課題2)
(3)尺八の歌口を地付き管のように、吹き上げるのでなく、顎を
少し引いて、尺八内部に、ゆるいスピードの息で圧力をかけるようにする。息が中に静かに押しこめられると、歌口部分から出ていた音が、管尻から出るようになる。地付き管は歌口部分が響いているので、自分では良く鳴っているような錯覚を起こすが、離れた場所には音は届かない。地無し管の内部に丹田からの圧力をかければ、
尺八の管尻部から音が押し出されて、遠くまで届く。吹いている本人は、音が良く聞こえなくなる。こうなれば本物である。大切なのは管尻を上げて、顔が少し上向きになるようにすれば、のどが大きく開いて息がスムーズに押し出される。(下を向くことは禁物である)(重要課題3)
注意:腕が疲れてくると、600グラムくらいある地無し管を支える腕が段々下がり、歌口を吹く奏法になってしまうので、要注意。
(4)太い地無し管を鳴らすとは、胸式呼吸による早いスピードで
歌口を吹く現代尺八の奏法とは別物と考えて、口から出る息のスピードを意識して抑えることが必要である。あくまで吹くのではなく、腹からの圧力を歌口部分にかけ尺八内部の空気柱を壊さないように押し出して音にするのであり、強く吹いてしまうと、尺八内部の空気柱は壊れて、ざらざらと空気の流れる摩擦音が出てしまう。
細い尺八よりも、太い尺八が、短い尺八よりも長い尺八を吹く方が楽であることが自覚できるようになれば、呼吸法が完成したことになる。ただ、腹の動きだけで尺八を鳴らすことになるので、体の負担にはならない。(重要課題4)

今回の研修課題曲
1.布袋軒産安の竹調の部分
2.奥州薩字の前吹き部分
3.越後鈴慕の調の部分
4.越後鈴慕の鉢返しの部分
5.布袋軒鈴慕の竹調の部分

以上の4曲について、きちんと音が出せているか確認をしました。
現代管で棒吹きをするのと違い、太い地無し管で息の出し入れが
きちんと曲が演奏できるかを研修する会でした。


 

研修会の様子(クリックで画像を拡大)
研修会の様子(クリックで画像を拡大)
研修会の様子(クリックで画像を拡大)
研修会の様子(クリックで画像を拡大)

第3回耕月会( 2016.4.10 )(その2)

研修会の様子(クリックで画像を拡大)
研修会の様子(クリックで画像を拡大)
研修会の様子(クリックで画像を拡大)
研修会の様子(クリックで画像を拡大)

第3回耕月会( 2016.4.10 )(その3)

研修会が終わり、17時から新百合ヶ丘駅前の魚民において懇親会を開催
しました。研修会の緊張からも解放され楽しい時間を過ごすことができました。


 
全員写真(クリックで画像を拡大)
懇親会の様子(クリックで画像を拡大)
懇親会の様子(クリックで画像を拡大)
懇親会の様子(クリックで画像を拡大)

第2回耕月会( 2015.9.27 )

第2回耕月会の研修会を、9月27日(日)川崎市麻生市民館和室にて
開催しました。第1回目は、広島県で開催したので全員で6名でしたが
今回は地元での開催となり、参加者は全員で13名になりました。
遠くは鹿児島県垂水市、広島県東広島市、大阪府吹田市などからも
研修に参加されました。
研修の課題曲は、前回と同じように、布袋軒産安、奥州薩字、
越後鈴慕などの曲の、3行ないし4行の部分の演奏で、逆腹式
丹田呼吸で、息の出し入れができているか、どうかの確認でした。
現代管のように、ただ力任せに吹くのではなく、腹の圧力の加減で
音の音味を変える奏法の稽古でした。参加者の皆さんも普段は
口先で吹く尺八に慣れているので、腹の圧力を変化させる奏法は
なかなかうまく、できませんでした。
明暗対山派の曲についての解説(クリックで画像拡大)
参加者の全員写真(クリックで画像拡大)
全員で調子の合奏(クリックで画像拡大)
研修会の後は、梅の花での懇親会(クリックで画像拡大)

第1回耕月会(2015.8.4~8.6)

第1回耕月会を平成27年8月4日~6日、広島県庄原市にあります休暇村帝釈峡にて開催しました。皆さん、遠方から参加してくれました。今回の課題は、布袋軒産安、奥州薩字、越後鈴慕の3~4行の部分を、息の出し入れで吹いているかどうかの確認をしました。京都明暗対山派は楔吹きですが、奥州系は息の出し入れが非常に難しいので皆さん、苦労しました。環境のすばらしい場所で、楽しい研修会になりました。 第2回耕月会は、市民館和室の舞台がある部屋なので、数名の方は研修会の後、舞台において曲を披露しました。
休暇村帝釈峡の前で(クリックで画像を拡大)
和室での研修(クリックで画像を拡大)
和室での研修(クリックで画像を拡大)
屋外での吹き込み練習(クリックで画像を拡大)