第21回耕月会(2019.9.29)川崎市麻生区市民館和室(その1)
第21回耕月会(2019.9.29)川崎市麻生区市民館和室(その2)
第21回耕月会(2019.9.29)川崎市麻生区市民館和室(その3)
第21回耕月会(2019.9.29)川崎市麻生区市民館和室(その4)
第20回耕月会(2019.9.1)川崎市麻生区市民館和室(その1)
第20回耕月会(2019.9.1)川崎市麻生区市民館和室(その2)
第20回耕月会(2019.9.1)川崎市麻生区市民館和室(その3)
第19日回耕月会(2019.8.6~8.8) 休暇村奥大山(その1)
第19日回耕月会(2019.8.6~8.8) 休暇村奥大山(その2)
第19日回耕月会(2019.8.6~8.8) 休暇村奥大山(その3)
第19日回耕月会(2019.8.6~8.8) 休暇村奥大山(その4)
第19日回耕月会(2019.8.6~8.8) 休暇村奥大山(その5)
第19日回耕月会(2019.8.6~8.8) 休暇村奥大山(その6)
第18回耕月会(2019.4.28)川崎市麻生区市民館和室(その1)
第18回耕月会(2019.4.28)川崎市麻生区市民館和室(その2)
第18回耕月会(2019.4.28)川崎市麻生区市民館和室(その3)
第18回耕月会(2019.4.28)川崎市麻生区市民館和室(その4)
第17回耕月会(2019.4.7)川崎市麻生区市民館和室(その1)
第17回耕月会(2019.4.7)川崎市麻生区市民館和室(その2)
1.尺八を吹く奏法から、鳴らす奏法に変える。口先から出す息のスピードをいかに我慢して穏やかな息の速度でありながら、腹圧のかかった息を尺八内部に押し出す稽古をする。
2.腹からの息がスムーズに尺八内部に流れ込むようにするため、息が下の歯に当たらないように、舌を下の歯の上にのせて下唇の先を軽く押す。これが出来れば、課題曲のツやロのメリ音がきちんと出せるようになる。舌が口の中で丸くなっていれば、メリ音は弱い音しか出せません。生きた
メリ音を出すには、この動作が絶対に必要です。通常の音よりメリ音の方が尺八内部に息の圧力が、より大きくかかるので、より生きた音がでるようになります。(メリ音を出す時に息を殺しては駄目)か弱い、ごまかしのメリ音が出ている時は、舌は口の中で遊んでいるので要注意です。歌口を吹き上げるような奏法では、歌口付近で騒音を出す原因になります。意識的に顎を少し引いて、尺八内部に息を送り込むことが大切です。
第17回耕月会(2019.4.7)川崎市麻生区市民館和室(その3)
第16回耕月会(2018.9.23)川崎市麻生区市民館和室(その1)
第16回耕月会(2018.9.23)川崎市麻生区市民館和室(その2)
第16回耕月会(2018.9.23)川崎市麻生区市民館和室(その3)
第15回耕月会(2018.9.9)川崎市麻生区市民館和室(その1)
第15回耕月会(2018.9.9)川崎市麻生区市民館和室(その2)
第15回耕月会(2018.9.9)川崎市麻生区市民館和室(その3)
地無し管の奏法を確認しよう。(2018.9.9)耕月会研修用
基本動作はきちんと出来ているか。
1. 乙のロ吹きをした時に、逆腹式丹田呼吸法は出来ているか。
*息を吸い込む時に、腹はきちんと凹んでいるか、腹が
動いていないと無駄な稽古になります。
2. 舌先で下唇をきちんと押しているか。
*舌が下の歯の内側で丸まっているようでは駄目、吐き出す息が下の
歯に当たり、乱れた息が歌口に当たり騒音の元になります。
3. 息を尺八に入れるのに、我慢が出来ているか。
*吐き出す息のスピードが速いと、歌口で息が擦れた音が出ます。
4. 逆腹式丹田呼吸法はきちんと出来ているか。
*胸式呼吸で我慢をしてスピードの遅い息を出すと、音に力がなくて
不安定な音律になってしまう。腹の力で息を押し出せば、音が生き
てきます。
5. 唇やほほの力は抜けているか。
*唇やほほに力が入っていると、フーの吹く奏法になり、歌口の一点で
しか音は出せない。ホーの奏法ならば、尺八の口径が変わっても、あ
るいは歌口部が少々ずれても音を出すことが出来ます。唇の力を抜く
ことが大切。
6. ほほの中に空気を溜めることが大切。
*コミ息やユリなどの奏法では、この溜めた息を自在に使えるようにな
ることが大切です。
7. 甲音を出す時に、唇を閉めて騒音が出るような速度の速い息になってい ないか。
*我慢して押し出すような息にしないと、歌口部で騒音の原因になりま
す。腹の力で押し出す息ならば、速度は遅くても甲音は出すことが出 来ます。
8.基本動作が出来ていれば、メリ音は生きた音がでる。
*メリ音を出す時にあごを引けば、尺八内部に多く入るので大きな音が
出せます。メリ音の時は、息は弱めずに尺八内部に 生きた息を送 ることが大切です。
第15回耕月会(2018.9.9)川崎市麻生区市民館和室(その4)
第14日回耕月会(2017.8.9~8.11)休暇村蒜山高原・休暇村奥大山(その1)
第14日回耕月会(2017.8.9~8.11)休暇村蒜山高原・休暇村奥大山(その2)
第14日回耕月会(2017.8.9~8.11)休暇村蒜山高原・休暇村奥大山(その3)
第14日回耕月会(2017.8.9~8.11)休暇村蒜山高原・休暇村奥大山(その4)
第14日回耕月会(2017.8.9~8.11)休暇村蒜山高原・休暇村奥大山(その5)
第13回耕月会(2018.4.22)川崎市麻生区市民館和室(その1)
第13回耕月会(2018.4.22)川崎市麻生区市民館和室(その2)
第13回耕月会(2018.4.22)川崎市麻生区市民館和室(その3)
第13回耕月会(2018.4.22)川崎市麻生区市民館和室(その4)
第12回耕月会(2018.4.8)川崎市麻生区市民館和室(その1)
第12回耕月会(2018.4.8)川崎市麻生区市民館和室(その2)
1.太い地無し管を鳴らすには、舌先で下唇を前に押し出す。こうすることで、吐き出した息が舌の上をスムーズに流れて、尺八内部に乱れることなく流れ込むので澄んだ音が、管尻の先に出る。(舌先が下の歯の内側で丸くなっていれば、吐き出す息が下の歯に当たり、乱れた息が歌口当たるので、聞き苦しい風切り音が発生する)舌先で下唇を絶えず押すことで、太い地無し管も問題なく鳴らすことが出来る。この動作が身に付けば、メリ音の時に舌先を微妙に動かすことにより、大きな音を出すことが出来る。(舌先を丸めていれば、メリ音は小さな音しか出せない)メリ音の時に息を弱めてはいけない。生きた息を尺八内部に入れる事が大切です。
2丹田を意識することで、口の周りの力がぬけて、尺八に下唇を柔らかく広く接することが出来る。口先を地付き管を吹くように固くすると、歌口の一点でしか音が出せない。こうなると、尺八と争いをするようなことになり、ますます音は出なくなる。下唇を柔らかく広くすることで、大小、どんな口径の尺八でも、自在に音を出すことが出来る。上下の唇を固くするとフーの奏法になり、口から吐き出す息の速度は速く、冷たい息となる。しかし口先をホーにすると、吐き出す息の速度は遅く、温かい息を尺八内部に送り込むことが出来る。こうなれば、澄んだ音が管尻からでる。歌口部からは、全く音は出ない。
3尺八を胸式呼吸で吹いて鳴らす奏法では、口先を絞りますが、丹田呼吸法で息を押し出す奏法(吹かない奏法)では、ほほを膨らませて、口の中の容積を大きくして、口の中に溜めた空気を加減することにより、曲の中での強弱を自在に出せるようになる。特にメリ音の時に吹いたので律が跳ね上がってしまうので要注意。またユリの奏法の時は、強く吹くのではなく、口の中に溜まった空気を押し出しながら、首を振れば、柔らかなユリ音が出せるようになる。布袋軒鈴慕の曲には、縦ユリや回しユリが出てきますが、あくまで吹かないで、緩やかな息を押し出しながらユリの奏法をすることが大切です。(小梨錦水師の口伝・ふうわりと吹け)
4錦風流の奏法について
コミ息の奏法は、丹田に力を入れたままで、息を断続させる。またコミ息は同じ強さでなく、水面の波紋が消えるように、或はお寺の梵鐘の音はだんだんと小さくなるようにと口伝があります。あくまで吹いた音の息が残っているのをコミにするのであって、わざわざ息を吸ってコミを吹くのは間違いです。(地付き管のような細身の尺八では、内部に息が入らないので、本当の奏法は無理です)あくまで息受けの良い、太い地無し管を使用うことが大切です。またチギリの奏法には、永野旭影師の侍の手と折登如月師の町方の手があります。私の宗家の系統のチギリはメリ込んだ後、わずかに止めて、素早くカリに立ち上げます。津軽では、この手法が身に着くまで10年かかると言われてきました。こればかりは、文章を読んで出来るものではありません。津軽には、数々の楽譜が残っていますが、あくまで骨になる部分しか記載されていません。血となり肉となるものは、師匠について学ぶことが重要です。
第12回耕月会(2018.4.8)川崎市麻生区市民館和室(その3)
第11回耕月会(2017.9.23)川崎市麻生区市民館岡上分館和室(その1)
第11回耕月会(2017.9.23)川崎市麻生区市民館岡上分館和室(その2)
第11回耕月会(2017.9.23)川崎市麻生区市民館岡上分館和室(その3)
第10回耕月会(2017.9.10)川崎市麻生区市民館和室(その1)
参加されました。
第10回耕月会(2017.9.10)川崎市麻生区市民館和室(その2)
第10回耕月会(2017.9.10)川崎市麻生区市民館和室(その3)
第9回耕月会(2017.8.7~8.9)休暇村蒜山高原(その1)
第9回耕月会(2017.8.7~8.9)休暇村蒜山高原(その2)
第8回耕月会(2017.4.23)川崎市麻生区市民館和室(その1)
第8回耕月会(2017.4.23)川崎市麻生区市民館和室(その2)
第8回耕月会(2017.4.23)川崎市麻生区市民館和室(その3)
第7回耕月会(2017.4.2)川崎市麻生区市民館和室(その1)
第7回耕月会(2017.4.2)川崎市麻生区市民館和室(その2)
第6回耕月会(2016.9.25)川崎市麻生区市民館和室(その1)
前回と同じ課題曲を逆腹式丹田呼吸法により鳴らす奏法の研修をしました。
皆さん、どうしても、これまでの吹く奏法になってしまいますので、いかに口先で吹くことを我慢して、丹田の力で尺八を鳴らすかが、この会の重要課題です。今回は壁に我慢の文字を貼り、この文字を見ながら我慢の奏法に取り組みました。大切なことは、我慢と辛抱をして、いかに遅い息を吐きだしながら
地無し管を鳴らすかです。
第6回耕月会(2016.9.25)川崎市麻生区市民館和室(その2)
第6回耕月会(2016.9.25)川崎市麻生区市民館和室(その3)
第5回耕月会(2016.8.4~8.6)休暇村吾妻山(その1)
第5回耕月会(2016.8.4~8.6)休暇村吾妻山(その2)
第5回耕月会(2016.8.4~8.6)休暇村吾妻山(その3)
第5回耕月会(2016.8.4~8.6)休暇村吾妻山(その4)
第5回耕月会(2016.8.4~8.6)休暇村吾妻山(その5)
第5回耕月会(2016.8.4~8.6)休暇村吾妻山(その6)
第5回耕月会(2016.8.6~8.7)福山市鞆の浦(その7)
(昭和12年11月号・雑誌三曲の記事より)
備後鞆の津と法燈国師(福山・木村春水 宗家竹友社師範)
私はこの度、献笛に参って初めて知ったのですが、備後の鞆の津に尺八の歴史上見通す事の出来ない一事を発見いたしました。それは法燈国師が支那留学から帰朝先ず最初に道場を開かれたのが、この鞆の津であるという事です。同地には俗称大寺という安国寺があります。大正九年に火災にあって殆ど焼失したが、幸い国宝の釈迦堂、庫裡を残しました。建築様式は鎌倉時代のもので 、法燈国師の仏像位牌等が安置してあります。中途足利氏衰亡と共に堂宇荒廃し天正年間傑僧で豊太公の相談役であった安国寺の恵瓊(えけい)、京都南禅寺よりこの寺に寄寓し毛利輝元を大檀越として、堂宇再建今尚恵瓊遺愛の大蘇鉄及び紅梅があって往時を物語っております。この寺は、当時は臨済宗の格式も高く、末寺も相当あったとのことですが、以後恵瓊が石田三成加勢の問題で混乱し、荒廃甚だしく大正九年火災、然るに昭和二年には安国寺釈迦堂として国宝指定となり昭和八年国庫補助で修理を行い殆どその舊觀(きゅうかん)を復しました。(以上)安国寺にある法燈国師像の解説によれば、鎌倉時代(1192~1332)に盛んに作られた祖師像のひとつである。法燈国師は禅宗の僧侶であり、安国寺開山とされている。この像は建治元年(1275)法燈69歳の時の像で、極めて写実的である。なお、法燈の像は和歌山県にも伝えられている。像内には水晶五輪塔などが納められていた。水晶五輪塔は高さ6.7cm、鎌倉時代の作と推定されている。国指定重要文化財 彫刻、指定:昭和17年12月22日、寄木造、玉眼、高さ84cm。
第5回耕月会(2016.8.4~8.6)福山市鞆の浦(その8)
第5回耕月会(2016.8.4~8.6)福山市鞆の浦(その9)
第5回耕月会(2016.8.4~8.6)福山市鞆の浦(その10)
第5回耕月会(2016.8.4~8.6)福山市鞆の浦(その11)
第5回耕月会(2016.8.4~8.6)福山市鞆の浦(その12)
第4回耕月会(2016.4.28 )(その1)
前回と同じ課題曲を逆腹式丹田呼吸法により鳴らす奏法の研修をしました。
皆さん、どうしても、これまでの吹く奏法になってしまいますので、いかに口先で吹くことを我慢して、丹田の力で尺八を鳴らすかが、この会の重要課題です。理科の実験で空気砲を使い、煙を遠くまで飛ばすことをしますが、これと同じ原理で尺八の内部の空気を遠くに押し出し、音を遠くに伝えることができるようにする稽古ですが、どうしても口先から早いスピードの息を吹き出すので尺八内部の空気柱がこわれて、騒音になってしまいます。「我慢」ができるかどうか、これからの稽古は、これが重要なポイントです。
第4回耕月会(2016.4.28 )(その2)
どの尺八を吹いても同じように聞こえます。しかし丹田で押し出すように鳴らせば、それぞれの尺八が全く別の音味がでることが確認できます。
第3回耕月会( 2016.4.10 )(その1)
耕月会の目的は、太い地無し管を現代管のように、歌口を早いスピードの
息で吹き上げるのではなく、緩やかな息で、尺八内部の空気柱を動かして音にする奏法を身に付けるためのものです。
第3回耕月会の研修課題
1.地無し管を鳴らす奏法の確認
(1)呼吸法は逆腹式になっているか。
「尺八を手にする前に、呼吸法を確認する」
(腹を凹ましながら、息を吸い込み、口を大きく開けて、息をゆっくり吐きながら、同時に腹を前に押し出す。)この呼吸動作を5回
ほど行う。明暗の本曲、「調子」の曲は、この呼吸法の繰り返しで
ある。息継ぎの箇所では、きちんと呼吸をしながら、腹の動きを
確認することが大切である。この息継ぎの間が、曲の形を整える。
(2)舌先は、きちんと下の歯を越えて舌唇を軽く外に押し出して
いるか。(舌先が歯の内側で丸くなっていれば、空気の流れが歯に当り、気流が乱れて、歌口部分で風切音が出てしまう。きちんと舌先で下唇を押しながら、大メリの音を出す。(重要課題1)
太い地無し管を力任せで歌口を吹いても、むなしい風切音が出るだけである。この奏法で空気を尺八内部に押し出せば、地付き管と違い、メリ音も息の強さを変えずに押し込むので、力強いメリ音が出る。例として、乙のレの音で、カリ音から大メリ音まで顎の上下だけで連続した音が出せるかを確認する。舌先が歯の内側にあれば、連続音は出せない。連続音を出せるようにする。(重要課題2)
(3)尺八の歌口を地付き管のように、吹き上げるのでなく、顎を
少し引いて、尺八内部に、ゆるいスピードの息で圧力をかけるようにする。息が中に静かに押しこめられると、歌口部分から出ていた音が、管尻から出るようになる。地付き管は歌口部分が響いているので、自分では良く鳴っているような錯覚を起こすが、離れた場所には音は届かない。地無し管の内部に丹田からの圧力をかければ、
尺八の管尻部から音が押し出されて、遠くまで届く。吹いている本人は、音が良く聞こえなくなる。こうなれば本物である。大切なのは管尻を上げて、顔が少し上向きになるようにすれば、のどが大きく開いて息がスムーズに押し出される。(下を向くことは禁物である)(重要課題3)
注意:腕が疲れてくると、600グラムくらいある地無し管を支える腕が段々下がり、歌口を吹く奏法になってしまうので、要注意。
(4)太い地無し管を鳴らすとは、胸式呼吸による早いスピードで
歌口を吹く現代尺八の奏法とは別物と考えて、口から出る息のスピードを意識して抑えることが必要である。あくまで吹くのではなく、腹からの圧力を歌口部分にかけ尺八内部の空気柱を壊さないように押し出して音にするのであり、強く吹いてしまうと、尺八内部の空気柱は壊れて、ざらざらと空気の流れる摩擦音が出てしまう。
細い尺八よりも、太い尺八が、短い尺八よりも長い尺八を吹く方が楽であることが自覚できるようになれば、呼吸法が完成したことになる。ただ、腹の動きだけで尺八を鳴らすことになるので、体の負担にはならない。(重要課題4)
今回の研修課題曲
1.布袋軒産安の竹調の部分
2.奥州薩字の前吹き部分
3.越後鈴慕の調の部分
4.越後鈴慕の鉢返しの部分
5.布袋軒鈴慕の竹調の部分
以上の4曲について、きちんと音が出せているか確認をしました。
現代管で棒吹きをするのと違い、太い地無し管で息の出し入れが
きちんと曲が演奏できるかを研修する会でした。
第3回耕月会( 2016.4.10 )(その2)
第3回耕月会( 2016.4.10 )(その3)
第2回耕月会( 2015.9.27 )
開催しました。第1回目は、広島県で開催したので全員で6名でしたが
今回は地元での開催となり、参加者は全員で13名になりました。
遠くは鹿児島県垂水市、広島県東広島市、大阪府吹田市などからも
研修に参加されました。
研修の課題曲は、前回と同じように、布袋軒産安、奥州薩字、
越後鈴慕などの曲の、3行ないし4行の部分の演奏で、逆腹式
丹田呼吸で、息の出し入れができているか、どうかの確認でした。
現代管のように、ただ力任せに吹くのではなく、腹の圧力の加減で
音の音味を変える奏法の稽古でした。参加者の皆さんも普段は
口先で吹く尺八に慣れているので、腹の圧力を変化させる奏法は
なかなかうまく、できませんでした。