地無し尺八製作(その27)
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地無し尺八製作(その1)(2022.5.15)2尺2寸管の歌口入れ・籐の面取り作業

今日は、昨日の続きで2尺2寸管の手穴開けから歌口入れまでしました。その後、3厘籐を10本面取りをして、2尺3寸管の藤巻を途中までしました。
手穴の位置を墨だし(クリックで画像を拡大)
キリで手穴の下孔を開ける(クリックで画像を拡大)
キリで手穴の下孔を開ける(クリックで画像を拡大)
キリで手穴の下孔を開ける(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その2)(2022.5.15)2尺2寸管の歌口入れ・籐の面取り作業

キリで手穴の下孔を開ける(クリックで画像を拡大)
ボール盤で手穴を開ける(クリックで画像を拡大)
ボール盤で手穴を開ける(クリックで画像を拡大)
ボール盤で手穴を開ける(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その3)(2022.5.15)2尺2寸管の歌口入れ・籐の面取り作業

ボール盤で手穴を開ける(クリックで画像を拡大)
クリ小刀で手穴内部を削る(クリックで画像を拡大)
クリ小刀で手穴内部を削る(クリックで画像を拡大)
クリ小刀で手穴内部を削る(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その4)(2022.5.15)2尺2寸管の歌口入れ・籐の面取り作業

クリ小刀で手穴内部を削る(クリックで画像を拡大)
クリ小刀で手穴内部を削る(クリックで画像を拡大)
クリ小刀で手穴内部を削る(クリックで画像を拡大)
クリ小刀で手穴内部を削る(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その5)(2022.5.15)2尺2寸管の歌口入れ・籐の面取り作業

クリ小刀で手穴内部を削る(クリックで画像を拡大)
サンドペーパーで手穴内部を削る(クリックで画像を拡大)
サンドペーパーで手穴内部を削る(クリックで画像を拡大)
サンドペーパーで手穴内部を削る(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その6)(2022.5.15)2尺2寸管の歌口入れ・籐の面取り作業

サンドペーパーで手穴内部を削る(クリックで画像を拡大)
試し吹きをする(クリックで画像を拡大)
歌口用の水牛の角を用意(クリックで画像を拡大)
歌口入れの準備(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その7)(2022.5.15)2尺2寸管の歌口入れ・籐の面取り作業

ヤスリで水牛の角を削る(クリックで画像を拡大)
ヤスリで水牛の角を削る(クリックで画像を拡大)
歌口の墨だし(クリックで画像を拡大)
ノコで歌口部に切り込み(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その8)(2022.5.15)2尺2寸管の歌口入れ・籐の面取り作業

ノコで歌口部に切り込み(クリックで画像を拡大)
小刀で歌口部の溝彫(クリックで画像を拡大)
水牛の角を入れた(クリックで画像を拡大)
水牛の角を入れた(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その9)(2022.5.15)2尺2寸管の歌口入れ・籐の面取り作業

3厘籐の面取り(クリックで画像を拡大)
クリ小刀の切先を荒砥で研ぐ(クリックで画像を拡大)
クリ小刀の切先を中砥で研ぐ(クリックで画像を拡大)
クリ小刀の切先を正本山で仕上げる(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その10)(2022.5.15)2尺2寸管の歌口入れ・籐の面取り作業

3厘籐の面取り作業(クリックで画像を拡大)
3厘籐の面取り作業(クリックで画像を拡大)
3厘籐の面取り作業(クリックで画像を拡大)
3厘籐の面取り作業(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その11)(2022.5.15)2尺2寸管の歌口入れ・籐の面取り作業

3厘籐の面取り作業(クリックで画像を拡大)
10本の面取りが完了(クリックで画像を拡大)
3厘籐の10本(クリックで画像を拡大)
2尺3寸管の藤巻(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その12)(2022.5.15)2尺2寸管の歌口入れ・籐の面取り作業

藤巻作業(クリックで画像を拡大)
藤巻作業(クリックで画像を拡大)
1段目が完了(クリックで画像を拡大)
藤巻作業(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その13)(2022.5.15)2尺2寸管の歌口入れ・籐の面取り作業

2段目が完了(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その1)(2022.5.14)3厘籐の面取りと2尺2寸管の藤巻作業

今日は午前中に3厘籐を10本面取りをして、午後から2尺2寸管の藤巻作業をし、さらに弟子の方から錦風流用の2尺2寸管の注文がきたので、2尺2寸用の竹材を準備して、節抜き作業までしました。
2尺2寸管の藤巻作業(クリックで画像を拡大)
先ずはクリ小刀の研ぎ(クリックで画像を拡大)
クリ小刀の切先を荒砥で研ぐ(クリックで画像を拡大)
クリ小刀の切先を中砥で研ぐ(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その2)(2022.5.14)3厘籐の面取りと2尺2寸管の藤巻作業

クリ小刀の切先を正本山で仕上げる(クリックで画像を拡大)
3厘籐の面取り作業(クリックで画像を拡大)
3厘籐の面取り作業(クリックで画像を拡大)
3厘籐の面取り作業(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その3)(2022.5.14)3厘籐の面取りと2尺2寸管の藤巻作業

3厘籐の面取り作業は、鉄も削れる堅さの皮籐をクリ小刀の切先で削るので、左手の感覚と削りくずの状態を見ながら、何度でもクリ小刀の先を砥石で研がないと、面取りがきれいに仕上がりません。片側を3往復して面取りは完成です。籐は自然の植物なので、すべて堅さも違います。時には、節の箇所で折れることもあります。簡単なようで、なかなか神経を使う作業です。
3厘籐の面取り作業(クリックで画像を拡大)
3厘籐の面取り作業(クリックで画像を拡大)
10本の面取りが完了(クリックで画像を拡大)
面取りをした3厘籐(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その4)(2022.5.14)3厘籐の面取りと2尺2寸管の藤巻作業

2尺2寸管の総藤巻作業(クリックで画像を拡大)
3厘籐の藤巻作業(クリックで画像を拡大)
3厘籐の藤巻作業(クリックで画像を拡大)
1段目が完了(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その5)(2022.5.14)3厘籐の面取りと2尺2寸管の藤巻作業

3厘籐の藤巻作業(クリックで画像を拡大)
2段目が完了(クリックで画像を拡大)
3厘籐の藤巻作業(クリックで画像を拡大)
3厘籐の藤巻作業(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その6)(2022.5.14)3厘籐の面取りと2尺2寸管の藤巻作業

3段目が完了(クリックで画像を拡大)
3厘籐の藤巻作業(クリックで画像を拡大)
3厘籐の藤巻作業(クリックで画像を拡大)
4段目が完了(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その7)(2022.5.14)3厘籐の面取りと2尺2寸管の藤巻作業

3厘籐の藤巻作業(クリックで画像を拡大)
3厘籐の藤巻作業(クリックで画像を拡大)
5段目が完了(クリックで画像を拡大)
2尺2寸管の総藤巻が完了(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その8)(2022.5.14)3厘籐の面取りと2尺2寸管の藤巻作業

2尺2寸用に準備した竹材は肉厚で630グラムあります。基準となる吹き料の極上の2尺2寸管が570グラムです。今回の竹材は太いですが肉厚なので内径は普通サイズです。
2尺2寸管の竹材を準備(クリックで画像を拡大)
余分な部分をノコで切断(クリックで画像を拡大)
余分な根をノコで切断(クリックで画像を拡大)
余分な根をノコで切断(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その9)(2022.5.14)3厘籐の面取りと2尺2寸管の藤巻作業

余分な部分をノコで切断(クリックで画像を拡大)
根回りをヤスリで削る(クリックで画像を拡大)
根回りをヤスリで削る(クリックで画像を拡大)
管尻に1円玉で墨だし(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その10)(2022.5.14)3厘籐の面取りと2尺2寸管の藤巻作業

キリで下孔を開ける(クリックで画像を拡大)
キリで下孔を開ける(クリックで画像を拡大)
節抜き作業(クリックで画像を拡大)
節抜き作業(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その11)(2022.5.14)3厘籐の面取りと2尺2寸管の藤巻作業

クリ小刀で穴を広げる(クリックで画像を拡大)
クリ小刀で穴を広げる(クリックで画像を拡大)
内丸ヤスリで内部を削る(クリックで画像を拡大)
ガリ棒を用意(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その12)(2022.5.14)3厘籐の面取りと2尺2寸管の藤巻作業

ガリ棒で中の節を削る(クリックで画像を拡大)
ガリ棒で中の節を削る(クリックで画像を拡大)
ガリ棒で中の節を削る(クリックで画像を拡大)
手穴の中心線を墨だし(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その13)(2022.5.14)3厘籐の面取りと2尺2寸管の藤巻作業

歌口の位置を墨だし(クリックで画像を拡大)
ノコで歌口部分に切り込み(クリックで画像を拡大)
歌口部分をヤスリで削る(クリックで画像を拡大)
歌口部分をヤスリで削る(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その14)(2022.5.14)3厘籐の面取りと2尺2寸管の藤巻作業

630グラムの竹材で肉厚、試し吹きでは、まさに貴賓のある響きがします。私が理想とする音味に近いと思います。これだけ太い錦風流用の尺八、弘前の旅では、津軽3名人の一人、青森市内で活躍されました津島孤松師の直門で、弘前市で活躍されました岡本不二男氏愛用の地無し2尺管、県技芸保持者であった後藤清蔵の愛用された2尺管、この尺八は大変に太かったことが印象に残っています。
歌口ヤスリで形を整える(クリックで画像を拡大)
試し吹き(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その1)(2022.5.13)3厘籐の面取りと2尺3寸管の藤巻作業

今日は午前中に3厘籐を14本面取りして、午後から2尺3寸管の藤巻作業をしました。
3厘籐の面取り作業(クリックで画像を拡大)
クリ小刀の切先を砥石で研ぐ(クリックで画像を拡大)
先ずは荒砥で研ぐ(クリックで画像を拡大)
切先を中砥で研ぐ(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その2)(2022.5.13)3厘籐の面取りと2尺3寸管の藤巻作業

切先を正本山で仕上げる(クリックで画像を拡大)
3厘籐の面取り作業(クリックで画像を拡大)
3厘籐の面取り作業(クリックで画像を拡大)
3厘籐の面取り作業(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その3)(2022.5.13)3厘籐の面取りと2尺3寸管の藤巻作業

3厘籐の面取り作業(クリックで画像を拡大)
3厘籐の面取り作業(クリックで画像を拡大)
3厘籐の面取り作業(クリックで画像を拡大)
3厘籐の面取り作業(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その4)(2022.5.13)3厘籐の面取りと2尺3寸管の藤巻作業

14本の面取りが完了(クリックで画像を拡大)
面取りした14本の籐(クリックで画像を拡大)
2尺3寸管の藤巻作業(クリックで画像を拡大)
1段目の藤巻が完了(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その5)(2022.5.13)3厘籐の面取りと2尺3寸管の藤巻作業

2尺3寸管の藤巻作業(クリックで画像を拡大)
2段目の藤巻が完了(クリックで画像を拡大)
2尺3寸管の藤巻作業(クリックで画像を拡大)
3段目の藤巻が完了(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その6)(2022.5.13)3厘籐の面取りと2尺3寸管の藤巻作業

2尺3寸管の藤巻作業(クリックで画像を拡大)
2尺3寸管の藤巻作業(クリックで画像を拡大)
4段目の藤巻が完了(クリックで画像を拡大)
2尺3寸管の藤巻作業(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その7)(2022.5.13)3厘籐の面取りと2尺3寸管の藤巻作業

5段目の藤巻が完了(クリックで画像を拡大)
2尺3寸管の藤巻作業(クリックで画像を拡大)
2尺3寸管の藤巻作業(クリックで画像を拡大)
6段目の藤巻が完了(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その8)(2022.5.13)3厘籐の面取りと2尺3寸管の藤巻作業

2尺3寸管の総藤巻が完了(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その1)(2022.5.11)これまで実家で製作した尺八

母の介護のために岡山県高梁市の実家で暮らすようになって2年が過ぎようとしています。川崎の自宅から尺八製作の道具類を実家に持ち帰り、2階のベランダを尺八工房にして、今日まで竹堀から尺八製作までしてきました。施設に入居していました母も、病院に入院し、人生の終わりをむかえようとしています。こちらの工房で製作しました尺八が45本になりました。地無し管は、ただ音が出ればいい世界ではなく、虚無僧本曲を吹くときに、息の出し入れが大切になります。譜面だけ見て吹くのではなく、師匠が出していた音が大切で、一つ一つに音は譜面のままに吹けばよいのではなく、師匠の音に近い音を出すこと。それは、絶えず息の強弱で音を変化させることが大切です。そのように本曲を吹くのに、ただ地無し管ならいいのではなく、やはり自在に音が動かせる尺八が必要です。そのような尺八製作を目指していても、思う様に仕上がる尺八はわずかです。写真の45本の尺八の中で、右端の藤巻仕上げの6本、それ以外に藤巻を予定しています4本、合計10本が合格ライン、あとは姿は良くても、楽器としては不合格です。川﨑の自宅にはすでに450本の尺八があり、合格しても持ち帰ることは出来ません。これから先、川崎の自宅と実家での2拠点生活になると思いますが、留守の間の尺八の手入れも大変なことです。
実家で製作した尺八(クリックで画像を拡大)
実家で製作した尺八(クリックで画像を拡大)
実家で製作した尺八(クリックで画像を拡大)
実家で製作した尺八(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その1)(2022.5.10)2尺2寸管の歌口仕上げ・漆塗り作業

今日は、昨日に続いて2尺2寸管の歌口仕上げをした後、2尺2寸管2本、2尺管1本の漆塗り作業をしました。
余分な角をノコで切断(クリックで画像を拡大)
歌口部分をヤスリで削る(クリックで画像を拡大)
歌口部分をヤスリで削る(クリックで画像を拡大)
内部を内丸ヤスリで削る(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その2)(2022.5.10)2尺2寸管の歌口仕上げ・漆塗り作業

歌口ヤスリで形状を整える(クリックで画像を拡大)
クリ小刀で歌口を調整(クリックで画像を拡大)
椿油を用意(クリックで画像を拡大)
歌口が仕上がる(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その3)(2022.5.10)2尺2寸管の歌口仕上げ・漆塗り作業

2尺2寸管の歌口が仕上がる(クリックで画像を拡大)
試し吹き(クリックで画像を拡大)
漆塗りの準備(クリックで画像を拡大)
古紙の上に艶黒漆を出す(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その4)(2022.5.10)2尺2寸管の歌口仕上げ・漆塗り作業

古紙で漆の不純物を除く(クリックで画像を拡大)
内部漆塗り作業(クリックで画像を拡大)
内部漆塗り作業(クリックで画像を拡大)
内部漆塗り作業(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その5)(2022.5.10)2尺2寸管の歌口仕上げ・漆塗り作業

内部漆塗り作業(クリックで画像を拡大)
内部漆塗り作業(クリックで画像を拡大)
内部漆塗り作業(クリックで画像を拡大)
内部漆塗り作業(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その6)(2022.5.10)2尺2寸管の歌口仕上げ・漆塗り作業

内部漆塗り作業(クリックで画像を拡大)
内部漆塗り作業(クリックで画像を拡大)
2尺2寸の塗が完了(クリックで画像を拡大)
次の2尺2寸管の漆塗り(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その7)(2022.5.10)2尺2寸管の歌口仕上げ・漆塗り作業

内部漆塗り作業(クリックで画像を拡大)
内部漆塗り作業(クリックで画像を拡大)
内部漆塗り作業(クリックで画像を拡大)
内部漆塗り作業(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その8)(2022.5.10)2尺2寸管の歌口仕上げ・漆塗り作業

内部漆塗り作業(クリックで画像を拡大)
内部漆塗り作業(クリックで画像を拡大)
内部漆塗り作業(クリックで画像を拡大)
2本目の2尺2寸管の漆塗りが完了(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その9)(2022.5.10)2尺2寸管の歌口仕上げ・漆塗り作業

2尺管の漆塗り作業(クリックで画像を拡大)
内部漆塗り作業(クリックで画像を拡大)
内部漆塗り作業(クリックで画像を拡大)
内部漆塗り作業(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その10)(2022.5.10)2尺2寸管の歌口仕上げ・漆塗り作業

内部漆塗り作業(クリックで画像を拡大)
内部漆塗り作業(クリックで画像を拡大)
内部漆塗り作業(クリックで画像を拡大)
内部漆塗り作業(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その11)(2022.5.10)2尺2寸管の歌口仕上げ・漆塗り作業

2尺管の漆塗りが完了(クリックで画像を拡大)
3本を室箱で乾燥させる(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その1)(2022.5.9)2尺2寸管の製作作業

今日は、昨日に続いて錦風流用の2尺2寸管の製作作業をしました。節抜き作業から、手穴開けをして、歌口入れまで完了しました。途中、息受けの確認をしましたが、前回の姿形の良き2尺2寸管は、締まりのない音味と息受けの悪さで失格でしたが、今回の竹材は質が良いので、息受けと音味、音の切れは、なんとか合格点になりそうです。
管尻に1円玉で墨だし(クリックで画像を拡大)
キリで下孔を開ける(クリックで画像を拡大)
キリで下孔を開ける(クリックで画像を拡大)
節抜き作業(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その2)(2022.5.9)2尺2寸管の製作作業

節抜き作業(クリックで画像を拡大)
節抜き作業(クリックで画像を拡大)
クリ小刀で穴を広げる(クリックで画像を拡大)
クリ小刀で穴を広げる(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その3)(2022.5.9)2尺2寸管の製作作業

クリ小刀で穴を広げる(クリックで画像を拡大)
ガリ棒を用意する(クリックで画像を拡大)
ガリ棒で中の節を削る(クリックで画像を拡大)
ガリ棒で中の節を削る(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その4)(2022.5.9)2尺2寸管の製作作業

手穴の中心を墨だし(クリックで画像を拡大)
歌口の位置を墨だし(クリックで画像を拡大)
ノコで歌口部分の切り込み(クリックで画像を拡大)
ヤスリで歌口部分を削る(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その5)(2022.5.9)2尺2寸管の製作作業

ヤスリで歌口部分を削る(クリックで画像を拡大)
歌口ヤスリで形状を整える(クリックで画像を拡大)
歌口ヤスリで形状を整える(クリックで画像を拡大)
手穴の位置を墨だし(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その6)(2022.5.9)2尺2寸管の製作作業

キリで手穴の下孔を開ける(クリックで画像を拡大)
キリで手穴の下孔を開ける(クリックで画像を拡大)
キリで手穴の下孔を開ける(クリックで画像を拡大)
キリで手穴の下孔を開ける(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その7)(2022.5.9)2尺2寸管の製作作業

ボール盤で手穴を開ける(クリックで画像を拡大)
ボール盤で手穴を開ける(クリックで画像を拡大)
ボール盤で手穴を開ける(クリックで画像を拡大)
ボール盤で手穴を開ける(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その8)(2022.5.9)2尺2寸管の製作作業

ボール盤で手穴を開ける(クリックで画像を拡大)
クリ小刀で手穴内部を削る(クリックで画像を拡大)
クリ小刀で手穴内部を削る(クリックで画像を拡大)
クリ小刀で手穴内部を削る(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その9)(2022.5.9)2尺2寸管の製作作業

クリ小刀で手穴内部を削る(クリックで画像を拡大)
クリ小刀で手穴内部を削る(クリックで画像を拡大)
クリ小刀で手穴内部を削る(クリックで画像を拡大)
クリ小刀で手穴内部を削る(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その10)(2022.5.9)2尺2寸管の製作作業

サンドペーパーで手穴内部を削る(クリックで画像を拡大)
サンドペーパーで手穴内部を削る(クリックで画像を拡大)
サンドペーパーで手穴内部を削る(クリックで画像を拡大)
サンドペーパーで手穴内部を削る(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その11)(2022.5.9)2尺2寸管の製作作業

サンドペーパーで手穴内部を削る(クリックで画像を拡大)
管尻内部に鼓を加工(クリックで画像を拡大)
管尻内部に鼓を加工(クリックで画像を拡大)
極上管を吹く(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その12)(2022.5.9)2尺2寸管の製作作業

錦風流用の尺八は、大きな音が出て喜ぶ世界ではなく、こみ息の返しがわかる息受けの大切さ、一つ一つの音の切れ、さらに澄み切った音味が大切です。地無し管なら、錦風流は吹けると勘違いする人もいますが、やはり津軽の名人、折登如月作の素晴らしさを体験することが一番です。あくなき挑戦が大切です。
息受けの比較をする(クリックで画像を拡大)
歌口用の水牛の角を用意(クリックで画像を拡大)
歌口の位置の墨だし(クリックで画像を拡大)
水牛の角をヤスリで削る(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その13)(2022.5.9)2尺2寸管の製作作業

水牛の角をヤスリで削る(クリックで画像を拡大)
歌口の形を墨だし(クリックで画像を拡大)
歌口の形にノコで切込み(クリックで画像を拡大)
歌口の形にノコで切込み(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その14)(2022.5.9)2尺2寸管の製作作業

小刀で歌口の溝彫(クリックで画像を拡大)
小刀で歌口の溝彫(クリックで画像を拡大)
歌口ヤスリで形状を整える(クリックで画像を拡大)
水牛の角を入れた(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その15)(2022.5.9)2尺2寸管の製作作業

水牛の角を入れた(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その1)(2022.5.8)2尺2寸管の歌口仕上げ・その他作業

今日は、2尺2寸管の歌口仕上げの後、新規に堅くて重い竹材で2尺2寸管の製作に入りました。日中の作業場は気温が34℃、湿度が19パーセントでした。新規の竹材は、何度かため直しの後、上部の余分な一節を切断しましたが、気が付いたら、歌口横部分に小さな割れが入りました。油断大敵です。先に完成した2尺2寸管は柔らかくて軽い竹材なので、まず割れる心配はないですが、良き竹材は、作業中にも割れに対する注意が必要です。椿油を塗りながらの作業になります。
2尺2寸管の歌口仕上げ(クリックで画像を拡大)
余分な角をノコで切断(クリックで画像を拡大)
歌口部分をヤスリで削る(クリックで画像を拡大)
内丸ヤスリで内部を削る(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その2)(2022.5.8)2尺2寸管の歌口仕上げ・その他作業

歌口ヤスリで形状を整える(クリックで画像を拡大)
クリ小刀で歌口を調整する(クリックで画像を拡大)
木賊を用意する(クリックで画像を拡大)
歌口部分を木賊で磨く(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その3)(2022.5.8)2尺2寸管の歌口仕上げ・その他作業

椿油を用意する(クリックで画像を拡大)
歌口が仕上がる(クリックで画像を拡大)
歌口が仕上がる(クリックで画像を拡大)
試し吹きをする(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その4)(2022.5.8)2尺2寸管の歌口仕上げ・その他作業

完成した2尺2寸管を試し吹きしましたが、息受けと音の切れがダメなので、錦風流用尺八としては失格でした。そのため、堅くて重量がある竹材を探しました。素性が悪くて、何度もため直しをして、5節の2尺2寸管を製作することにしました。
極上品の2尺2寸に形が似ている竹材(クリックで画像を拡大)
余分な部分を切断(クリックで画像を拡大)
ヤスリで根回りを削る(クリックで画像を拡大)
ヤスリで根回りを削る(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その5)(2022.5.8)2尺2寸管の歌口仕上げ・その他作業

歌口部に割れが入った(クリックで画像を拡大)
割れ修理の切り込みを入れる(クリックで画像を拡大)
割れ修理の切り込みを入れる(クリックで画像を拡大)
小刀で溝彫(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その6)(2022.5.8)2尺2寸管の歌口仕上げ・その他作業

溝彫が出来た(クリックで画像を拡大)
割れ修理のテグスを巻く(クリックで画像を拡大)
割れ修理のテグスを巻く(クリックで画像を拡大)
テグス巻が完了(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その1)(2022.5.7)2尺2寸管の歌口入れ・その他作業

昨日は晴天の中、20年くらい前に母と竹堀に出かけた場所に行き、真竹、孟宗竹、淡竹さらに亀甲竹や胡弓の弓の柄にする布袋竹などを見ていたところ、母の入院先の主治医から、もう治療をすることも無理との電話がありました。母の余命もわずかになったようです。20年くらい前は、今と気候も違い、12月末になれば、強風と雪が舞う寒さでした。私が掘り上げた重い1mくらいの青竹、力持ちの母は、肩に数本担いで車に運んでくれました。車の中で寒さに耐えながら弁当を食べました。それから20年の歳月が過ぎ、気候変動もあり、太くて柔らかい竹ばかりが多くなりました。堅くて、重い地無し管の竹材を探すのも困難になってきました。地無し管の中でも、銘管と言われるのもは、今の時代になっても重いと感じられます。こんな良材が、これからも見つかるでしょうか。今日は、籐巻の仕上げができた2本の尺八の養生テープを取りう除き、その後、手直しの尺八に漆塗り作業をして、製作中の2尺2寸管に歌口をいれました。
藤巻の縁塗りが乾燥した尺八(クリックで画像を拡大)
養生テープを取り除く(クリックで画像を拡大)
養生テープを取り除く(クリックで画像を拡大)
養生テープを取り除く(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その2)(2022.5.7)2尺2寸管の歌口入れ・その他作業

養生テープを取り除く(クリックで画像を拡大)
養生テープを取り除く(クリックで画像を拡大)
2尺2寸管が完成(クリックで画像を拡大)
養生テープを取り除く(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その3)(2022.5.7)2尺2寸管の歌口入れ・その他作業

養生テープを取り除く(クリックで画像を拡大)
養生テープを取り除く(クリックで画像を拡大)
養生テープを取り除く(クリックで画像を拡大)
養生テープを取り除く(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その4)(2022.5.7)2尺2寸管の歌口入れ・その他作業

養生テープを取り除く(クリックで画像を拡大)
2尺3寸管も完成(クリックで画像を拡大)
平竹の2尺1寸管の手直し(クリックで画像を拡大)
変形の尺八(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その5)(2022.5.7)2尺2寸管の歌口入れ・その他作業

平竹の横面(クリックで画像を拡大)
変形の尺八(クリックで画像を拡大)
変形の尺八(クリックで画像を拡大)
鼓の部分に漆塗り(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その6)(2022.5.7)2尺2寸管の歌口入れ・その他作業

鼓の部分に漆塗り(クリックで画像を拡大)
歌口部分に漆塗り(クリックで画像を拡大)
補修塗りをした4本を室箱で乾燥(クリックで画像を拡大)
2尺2寸管の作業開始(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その7)(2022.5.7)2尺2寸管の歌口入れ・その他作業

クリ小刀で手穴内部を削る(クリックで画像を拡大)
クリ小刀で手穴内部を削る(クリックで画像を拡大)
クリ小刀で手穴内部を削る(クリックで画像を拡大)
クリ小刀で手穴内部を削る(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その8)(2022.5.7)2尺2寸管の歌口入れ・その他作業

クリ小刀で手穴内部を削る(クリックで画像を拡大)
クリ小刀で手穴内部を削る(クリックで画像を拡大)
クリ小刀で手穴内部を削る(クリックで画像を拡大)
クリ小刀で手穴内部を削る(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その9)(2022.5.7)2尺2寸管の歌口入れ・その他作業

クリ小刀で手穴内部を削る(クリックで画像を拡大)
サンドペーパーで手穴内部を削る(クリックで画像を拡大)
サンドペーパーで手穴内部を削る(クリックで画像を拡大)
サンドペーパーで手穴内部を削る(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その10)(2022.5.7)2尺2寸管の歌口入れ・その他作業

サンドペーパーで手穴内部を削る(クリックで画像を拡大)
歌口用の水牛の角を準備(クリックで画像を拡大)
道具を準備する(クリックで画像を拡大)
歌口の位置を決める(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その11)(2022.57)2尺2寸管の歌口入れ・その他作業

ヤスリで水牛の角を削る(クリックで画像を拡大)
ヤスリで水牛の角を削る(クリックで画像を拡大)
歌口の墨だし(クリックで画像を拡大)
歌口部にノコで切込み(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その12)(2022.5.7)2尺2寸管の歌口入れ・その他作業

歌口部にノコで切込み(クリックで画像を拡大)
小刀で溝彫(クリックで画像を拡大)
歌口ヤスリで形状を整える(クリックで画像を拡大)
水牛の角を入れた(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その13)(2022.5.7)2尺2寸管の歌口入れ・その他作業

水牛の角を入れた(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その1)(2022.5.4)藤巻表面の漆落としと縁塗り作業

今日は2本の尺八の藤巻表面の漆が乾燥したので、表面の漆を落としたあと、籐巻の縁どりの漆塗りをしました。
2本の藤巻表面の漆落とし(クリックで画像を拡大)
ワイヤブラシで漆を落とす(クリックで画像を拡大)
ワイヤブラシで漆を落とす(クリックで画像を拡大)
1段目が完了(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その2)(2022.5.4)藤巻表面の漆落としと縁塗り作業

ワイヤブラシで漆を落とす(クリックで画像を拡大)
2段目が完了(クリックで画像を拡大)
ワイヤブラシで漆を落とす(クリックで画像を拡大)
3段目が完了(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その3)(2022.5.4)藤巻表面の漆落としと縁塗り作業

ワイヤブラシで漆を落とす(クリックで画像を拡大)
4段目が完了(クリックで画像を拡大)
ワイヤブラシで漆を落とす(クリックで画像を拡大)
養生テープを取り除く(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その4)(2022.5.4)藤巻表面の漆落としと縁塗り作業

養生テープを取り除く(クリックで画像を拡大)
養生テープを取り除く(クリックで画像を拡大)
養生テープを取り除く(クリックで画像を拡大)
養生テープを取り除く(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その5)(2022.5.4)藤巻表面の漆落としと縁塗り作業

試し吹き(クリックで画像を拡大)
2尺3寸管の作業開始(クリックで画像を拡大)
ワイヤブラシで漆を落とす(クリックで画像を拡大)
1段目が完了(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その6)(2022.5.4)藤巻表面の漆落としと縁塗り作業

ワイヤブラシで漆を落とす(クリックで画像を拡大)
2段目が完了(クリックで画像を拡大)
ワイヤブラシで漆を落とす(クリックで画像を拡大)
3段目が完了(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その7)(2022.5.4)藤巻表面の漆落としと縁塗り作業

ワイヤブラシで漆を落とす(クリックで画像を拡大)
4段目が完了(クリックで画像を拡大)
ワイヤブラシで漆を落とす(クリックで画像を拡大)
5段目が完了(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その8)(2022.5.4)藤巻表面の漆落としと縁塗り作業

養生テープを取り除く(クリックで画像を拡大)
養生テープを取り除く(クリックで画像を拡大)
養生テープを取り除く(クリックで画像を拡大)
養生テープを取り除く(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その9)(2022.5.4)藤巻表面の漆落としと縁塗り作業

試し吹き(クリックで画像を拡大)
2本の漆落としが完了(クリックで画像を拡大)
縁塗りのため養生テープを巻く(クリックで画像を拡大)
養生テープを巻く(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その10)(2022.5.4)藤巻表面の漆落としと縁塗り作業

養生テープを巻く(クリックで画像を拡大)
1本目が完了(クリックで画像を拡大)
2本目も養生テープを巻く(クリックで画像を拡大)
養生テープを巻く(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その11)(2022.5.4)藤巻表面の漆落としと縁塗り作業

養生テープを巻く(クリックで画像を拡大)
養生テープを巻く(クリックで画像を拡大)
2本とも養生テープ巻が完了(クリックで画像を拡大)
藤巻縁どりの漆塗り(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その12)(2022.5.4)藤巻表面の漆落としと縁塗り作業

藤巻縁どりの漆塗り(クリックで画像を拡大)
藤巻縁どりの漆塗り(クリックで画像を拡大)
藤巻縁どりの漆塗り(クリックで画像を拡大)
藤巻縁どりの漆塗り(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その13)(2022.5.4)藤巻表面の漆落としと縁塗り作業

藤巻縁どりの漆塗り(クリックで画像を拡大)
1本目が完了(クリックで画像を拡大)
2本目の作業に(クリックで画像を拡大)
藤巻縁どりの漆塗り(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その14)(2022.5.4)藤巻表面の漆落としと縁塗り作業

藤巻縁どりの漆塗り(クリックで画像を拡大)
藤巻縁どりの漆塗り(クリックで画像を拡大)
藤巻縁どりの漆塗り(クリックで画像を拡大)
2本目も完了(クリックで画像を拡大)

地無し尺八製作(その15)(2022.5.4)藤巻表面の漆落としと縁塗り作業

室箱で漆を乾燥させる(クリックで画像を拡大)